2024年3月28日木曜日

パリ🇫🇷モンマルトルとパリの危険地帯🚨


ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)

先日のパリ1人旅について書いています。


オジサンとの再会

今回のパリ滞在はほんの数日という短い期間でしたが、嬉しい出来事がありました。

10年ほど前に東京で知り合ったフランス人のお友達(仮名オジサン)と再会できたのです❤

オジサンとの出会いはコチラ👇🏻

ドイツの日常🇩🇪ホームレス


出会った当時、オジサンはお仕事で東京に住むホームレスの取材をされていていました。彼のカタコトの英語と私のカタコトのフランス語で必死にコミュニケーションをとりながらも、いつも大笑いさせてもらったものです。

パリに来てスケジュールをチェックしていると、モンマルトルに行く予定日のランチタイムに時間があったので、オジサンに一緒にお昼ご飯でもどうかとダメもとでメールしてみました。すると、すでにリタイアして時間がたっぷりあると二つ返事で承諾してくれました。

当日は待ち合わせしてパリ1区にある心地良いカフェ「Café Verlet」でランチをしました。

🧏🏻‍♀️「もちろんワインも飲んで、デザートまでいただきました❤」



オジサンは昔と変わらず舌好調で、私はずーっと笑いっぱなし!

👨🏻‍🦳「ユキは今日これからどうするの?」

🧏🏻‍♀️「雨が降ってるけど、サクレ・クール寺院を見にモンマルトルに行きたいの。」

👨🏻‍🦳「モンマルトルか!娘が住んでるからよく行くんだよ!案内してあげるよ!」

🧏🏻‍♀️「やったー!ありがとう!」

こうしてモンマルトル散策の相棒が見つかりました。


危険地帯⚠️

オジサンは18歳でパリに来て、以来ずーっとパリ住まい。

お住まいのあるパリ中心部からお嬢様のモンマルトルのお宅へはいつもバスに乗って遊びに行くと言うので、オジサンと喋りながらバスに乗り込みました。

バスの中でもオジサンの面白い話は続きます。

時折スマホの辞書を使いつつ、私はもうお腹がよじれるほど笑い続けていました。


まもなくバスが止まると、バスのドライバーから終点だから降りるように言われました。

バスを降りると、そこはさっきまでいたパリとは別世界!

しかも、絶対にモンマルトルじゃない!

アフリカ系の人たちが大勢いて、白人👨🏼‍🦳とアジア人🧏🏻‍♀️は私たちだけ。

しかも街の様子が・・・怖い・・・

道路にはビニールシートがたくさん広げられており、その上に服や機械や色んなものが乱雑に置かれています。

🧏🏻‍♀️👨🏼‍🦳「このヤバそうな場所はいったいどこだ?」

私たちは間違ったバスに乗っていたんです!

しかもお喋りに夢中になっていた私たちは、終点までそれに気づきませんでした。(どんだけ!?)

🧏🏻‍♀️「オジサン!Googleマップでココがどこか調べるよ!」

👨🏼‍🦳「ノンノンノン!!iPhoneとか出さないで!持ち物に気をつけてて!」

🧏🏻‍♀️「あ、ハイ!」

私たちがなんとかモンマルトル方面へ向かうためのバス停を見つけたところで、警察車両がランプを点灯させて何台もやって来ました。そして大勢の警官が降りたちました。

🧏🏻‍♀️「うわ!なんか凄いことになってるー!」


Googleマップより

バス停にいた女性にオジサンが話しかけて、一体何事か尋ねました。

その女性によるとこの辺りでは不定期に”ノン・オフィシャル” なフリマが開かれており、売買される品々のほとんどは盗品なのだそう・・・。

後でGoogleマップで見てみると、私たちがいたのはよく「パリで気をつけたい地域」と言われる北駅(Gare du Nord)の少し北でした。

そんなこんなで、再びバスに乗ることになった私とオジサンですが、さすがに懲りて(笑)今回はバスの行先や降りるバス停をドライバーに確認しておとなしく過ごしました。


モンマルトル

すごく遠回りしたけど(笑)なんとかモンマルトルにやって来ました。
雨が降っていましたが、雨が街をさらに美しく見せてくれました❤



パリは地形がフラットな街ですが、このモンマルトルは少し丘になっています。標高130メートルですって。

では頂上にあるサクレ・クール寺院を目指して坂と階段を登って行きます。

オジサンは信じられないくらい元気でしたが、私にはしんどかったです💦



ご存じですか?モンマルトルは1860年までパリではなかったんですよ!なのでルノワールの絵にもモンマルトルの自然の中(当時はパリ郊外といったところでしょうか)でくつろぐ人たちの絵があります。



この絵はオルセー美術館で見ることができます❤

そしてアートといえば、モンマルトルは多くの芸術家が集まる街でした。
巨匠ピカソもモンマルトルにしばらくの間住んでいました。

ピカソ美術館の鑑賞記録はコチラ👇です。


そんなお話をオジサンとしながら歩いていると、オジサンがコチラ👇🏻の建物を指さしました。


このような北向きに大きな窓のある建物は、画家がアトリエとして使っていた(あるいは今も使っている)はずだそうです。北向きに窓があると太陽の光の影響を受けにくいとか。


やっと!!! 目的地、サクレ・クール寺院(Sacré-Cœur)に到着しました!

Sacré-Cœur」って、聖なる心臓。すごい名前ですね。



遠くから見ると白くて美しい建物ですが、間近でみるとけっこう黒かったです。


初めてパリに来た時は快晴で、ここからパリを見渡しながら「ああ、また絶対ココに戻って来るんだ!」と思っていましたが、まさか20年かかるとは!

今も変わらず美しいパリを一望できて大満足しました。

下の動画はサクレ・クール寺院から見えるパリの街です。

私がビデオ撮影している後ろでは、オジサンが「ムスメの家はアッチだヨ!」としきりに言ってました。笑



この後雨がまた激しくなったのでカフェで雨宿りして(また爆笑して)メトロに乗って帰りました。

結局ランチタイムから夕方暗くなるまで私のモンマルトル散策に付き合って楽しませてくれたオジサンに感謝です!またパリに行くときはお会いしたいと思います。


それでは、今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki


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コチラ👇の写真はオジサンに撮ってもらいました。

 

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