投稿

10月, 2023の投稿を表示しています

ドイツの日常🇩🇪ベルリンの壁を超えた男の話

イメージ
ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️) ある晴れた日曜日の朝、家族でお出掛けすることになりました。 当日私は息子の父親とケンカをして口をきいていなかったので(笑)私は何処へ行くのか知らないまま。 行く先を聞くのも癪なので、とりあえずついて行きました。(←頑固w) 🇩🇪 地下鉄(U-Bahn)とトラムを乗り継いで到着したのは・・・ ベルリンの何処かのはずです。 マルクト(マーケット)のような沢山のお店があり、大勢の人々でごった返していました。 少し歩くと、丘の上の長い壁にグラフィティーアートを楽しむ人たちがいました。 周りにはビールを飲みながらお喋りを楽しむ若者、 ホームレス、奇抜なパフォーマー、 ポエムを即興で作って売る人、 バーベキューを楽しむグループ・・・ 色んな人がドンドン増えてきました。 🧏🏻‍♀️「ここは一体どこなの!?」 息子の父親に聞きたくなかったので(←まだ怒ってるw)コソッと Googleマップ で調べてみると・・・ Googleマップより 🇩🇪 Mauerpark Mauerpark を直訳すると 「壁の公園」 です。 この公園はベルリンが東西に別れていた時代は壁の 「Death Strip」 と呼ばれた地域だったのです。 “Death” って ”死” でしょ!?😨 穏やかじゃないですよね・・・。 この名前の由来ですが、旧東ベルリン側の東西境界線の壁(いわゆるベルリンの壁)とフェンスが二重に建てられており、この壁とフェンスの間が  “no man’s land”  立ち入り禁止区間でした🚧。 西側に渡ろうとしてこの区間に立ち入った者は殺されたので 「Death Strip」 と呼ばれるようになったのです・・・。 壁が崩壊した今では、大きな公園となり市民の憩の場になっていますが、今でも丘の上にはベルリンの壁の一部が残っています。(先ほどグラフィティーアートを描いていた壁です。) 壁は距離にして100メートルくらいありそうな長いものです。 🚨日曜日のフリーマーケットは人気の観光スポットで大混雑します。楽しいですが、色んな人が来るので、持ち物に十分気をつけて歩きましょ

ドイツの日常🇩🇪語学学校の野外授業

イメージ
  ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️) 今回も私が10月から通い始めたドイツ語語学学校について書いてまいります。 これまでの語学学校のお話はコチラ👇です。 母ちゃん🧏🏻‍♀️ドイツ語学校に行くの巻🇩🇪 ドイツの日常🇩🇪語学学校始まる始まる〜🔥 先日の授業はいつもと趣向を変えて教室から飛び出し、学校のある Neukölln 地区を皆んなでお喋りしながらブラブラしました。 いつもの卓上のお勉強と違って、色んなクラスメイトと自由に話せてとても楽しかったです。 🧏🏻‍♀️「クラスメイトの1人が実はスゴイ人気のASMR系のYouTuberだったり、新たな発見もありました!」 🇩🇪 Neukölln ぶらぶら そもそも、なぜ野外授業をすることになったのかと言いますと、その日は学校でドイツ語検定が実施され、私たちがいつも使っている大きな部屋が試験会場になってしまったのです。 よって、授業をする場所が無い💦 🧏🏻‍♀️「私の日本人的な感覚からすると、ナンデこの学校の生徒である私たちが何処か行かないかんの?💢と思いましたが、ココはドイツです。笑」 ●お金がかからないこと ●授業時間内で終了すること ●複雑すぎないこと(A2レベルで会話できる内容) これらの条件があったため、ベルリンの博物館島( Museuminsel )にある有名な博物館は有料のため却下。 また授業のあと仕事や学校に行ったり、私のように子供を迎えに行かなくてはいけない人もいるのであまり遠くに行くことも出来ず。 皆んなで頭を抱えて考えた結果、学校のある Neukölln 地区にある 1、アートギャラリー(入場無料) 2、いい感じのカフェ(コーヒー代は各自負担) 3、先生イチオシの市立公園 へ行くことになりました。 🇩🇪 当日の朝、学校の前で待ち合わせをして最初に訪れたのはアートギャラリー 「saalbau Neukölln 」 です。 ギャラリー内は作品が沢山展示されていたので撮影しませんでした。 先生が事前にインターネット

🇩🇪海外子育て🇨🇭双子ちゃんと息子

イメージ
ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️) 我が家は今年の7月にハンブルクからベルリンに引越してきました。 引越しシリーズ👇です🧏🏻‍♀️ 引越し決定の巻→ ドイツの日常🇩🇪息子の父親からの告知 ベルリン🇩🇪引越しの道①(家探し編) その後、お役所関係と息子の幼稚園の事務手続きを終えて、しばらく夏のバカンスにスイスへ帰省していました。 なので、ベルリンでの生活が本格的に始まったのは9月頃になりました。 🎁 👦🏻ハンブルクに戻りたい ハンブルクの幼稚園や補習校、近所のお友達と離れ離れになり、もともとシャイな息子のボクちゃんはしばらくの間なかなか新しい幼稚園に馴染めず、 👦🏻「ハンブルクに戻りたい。」 👦🏻 「ベルリンは嫌い。」 👦🏻 「前の(ハンブルクの)幼稚園に行きたい。」 と、連日のように言っていました。 慣らし保育もしばらくかかり、私はボクちゃんを心配していました。 ありがたいセラピー犬のお話はコチラ👇🏻 🇩🇪海外子育て🇨🇭息子とセラピードッグ🐶👦🏻 そんなある日のこと。 幼稚園にお迎えに行くと、息子の靴箱に一通の手紙が入っていました。 🎁 💌招待状 手紙は手作りの封筒に入れられており、大きく 「Einladung (🇬🇧Invitation)」 と書かれていました。 中にはやはり手作りのカードが入っており、表に大きく 「5」 と書かれていました。 中身は、 ボクちゃんへ ジョーの5歳の誕生日パーティーに来てくれると嬉しいです。 場所 ●● 日時 9月●日 15:00~18:00 9月●日までに参加できるか知らせて下さいね。 連絡先 123-456-789 🧏🏻‍♀️「ボクちゃん、ジョーってお友達?」 👦🏻「うん。今日一緒に遊んだよ。」 🧏🏻‍♀️「ジョーのお誕生日パーティーにお呼ばれしたけど、行きたい?」 👦🏻「うん!!」 翌日、幼稚園の先生に誕生日パーティーの話をすると、

ベルリン🇩🇪引越しの道12(新居は問題だらけ)

イメージ
ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️ 去年の秋からアパートを探し始めて、今年の春にやっと見つかった私たちの新居。 これまで沢山の試練を超えてきましたが、引っ越してからの問題の方が深刻でした・・・ 今回は7月に引越した後に起きた新居での問題を書いて行こうと思います。 これまでの引越しシリーズの一部👇です🧏🏻‍♀️ 引越し決定の巻→ ドイツの日常🇩🇪息子の父親からの告知 ベルリン🇩🇪引越しの道①(家探し編) ベルリン🇩🇪引越しの道⑦(アパート内見) 小さな問題は盛沢山 引越してきてすぐにアパートの入口ドアに1枚の張り紙がされていました。 水道水にレジオネラ菌🦠が含まれるため、水道を使わないで!🚨 結局詳しく検査した結果我が家の入った棟には問題ありませんでしたが、レジオネラ菌が検出された棟では洗浄が済むまでの間はキッチンのみならず、お風呂も顔をあらうことも禁止されていました。 🧏🏻‍♀️「全然小さな問題じゃないですよね?長引く問題だらけの生活で、私の感覚が麻痺してるかもしれません。笑」 そもそもこのアパートは別の家族が入居する予定でしたが、 壁の水漏れ が発覚し工事に時間がかかるためその家族が辞退し、私たちが入居できるようになったのでした。 我が家が引っ越してくる前に修理工事が終了したはずだったのに、水漏れはまだ続いていたのです・・・ 壁もシミで汚れたままで生活していましたが、9月に入ってやっとキチンと工事してもらえました。 7月に入居して、完全に修理や壁紙の張替えが完了したのは9月の終わりでした。長かった・・・。 🧏🏻‍♀️「その間の家賃を少し割引きしてもらえました。交渉してみるものですね!」 あとは細かいことをあげるとキリがないのですが💦 引越してきて初めての夜、シャワーを浴びると水捌けがとても悪かったのです。 そこでお風呂の栓を外して見ると、 ブロンドの髪の毛 がびっしりと詰まっていました。(我が家にブロンドはいません。) これはもう管理会社に言うまでもなく私が掃除しましたが、前の住人は全く掃除しないで出て