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5月, 2022の投稿を表示しています

ドイツ生活🇩🇪雨のハンブルク

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ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️ ) ハンブルクっ子、雨ニモマケズ 私の住む ハンブルク は雨がよく降ります。 晴れていても突然降り始めたり、1日の中に四季があると言われるイギリスのお天気みたいです。 ハンブルクの人たちは、基本的に少しの雨では傘をさしません。 相当な雨でも濡れて行く人が多いです。 「Ich bin aus Hamburg nicht aus Zucker!」 (🇬🇧I’m from Hamburg, not made from sugar!) ハンブルクっ子は雨に濡れても砂糖のように溶けないんだそうです😂 🧏🏻‍♀️「 そうですか。私ゃ傘をさして長靴履きますよ。 」 東京に住んでいた頃は、雨が大嫌いでした。 雨も嫌いだけど、雨で濡れた上に満員電車に詰め込まれる状況とか全てが。 洋服の湿った匂いや、周りの人達の苛立ち・・・ もう嫌で嫌で、泣きながら帰宅することもありました。 今でも雨は好きではありませんが、我が家には雨でもお構いナシに外に出たい人(→👦🏻)がいるので、お散歩したりせざるを得ない状況です…。 美しい雨 とはいえ、息子と雨の日に出掛けるの、実はけっこう楽しいです。 彼は物理的にだけではなく、私と違う目線で周りを見ているので、新しい気づきがあります。 例えばコチラ👇てんとう虫は葉っぱの下で雨宿りしています。私は雨のあいだ昆虫たちがどうしてるか?なんて考えたことすらありませんでした。 雑草の上に落ちた雨水です。水を弾く葉っぱの上で、水滴が丸く盛り上がっています。 👦🏻「わぁ!マーブルみたい!」 何かを見つけるたびに、 👦🏻 「Oh, schön❤️(pretty ❤️)」 を連発しています。 この時のお散歩の目的地は、我が家から15分足らずで行けるハズのカフェでしたが、彼と一緒だと1時間近くかかりました。笑 我が家の定番カフェ 私たちがよく行くカフェは   Braaker Mühle (←クリックしてサイトにアクセスでします🧏🏻‍♀️)です。 写真はBaaker MühleのHPより 北ドイツで最近店舗数を増やしているチェーンのパン屋さんで、地元産の オーガニック の小麦粉を使用しています。 ここはサンドイッチが美味しいのです。 この日は店員

🇩🇪ドイツで不妊治療の病院に行ったお話👶🏻

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  ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️ ) 今回のテーマは 不妊治療 です。 2人目の妊娠がなかなか叶わず、ドイツで専門のお医者様にお話を聞きに行ってきました。 正直なところ、私は高度な治療は受けていないので参考になるかわかりません。 でも海外で不妊治療の病院に行ったお話を今まであまり耳にしなかったので書くことにしました。 少しでもどなたかの背中を押す助けになれば幸いです。 👩🏼‍⚕️「2人目が欲しいなら、3年以上は待たないでね。」 これは私が41歳でボクちゃん(息子)を出産した時にかかりつけの婦人科医から言われた言葉です。 私の高齢妊娠・出産のお話は コチラ から🧏🏻‍♀️ 彼女のこの言葉はいつも私の頭の片隅にありました。 私はひとりっ子なので、兄弟というものに漠然と憧れがあったし、息子の父親は2人兄弟で、兄弟の素晴らしさを知っていたので、可能であれば2人目が欲しいと思っていました。 ボクちゃんが卒乳して私の生理のサイクルが戻ってから、しばらくタイミングを取っていましたがなかなか授からず。 ボクちゃんは一度で授かることができたので、ここに来て私は検索魔になりました😆 くっさーい 「マカパウダー」 も飲みました。 「福さん式」 は全くわかりませんでした。 そのとき私は43才。 もう年齢的にムリなんでしょ〜なんて思いながらも、とりあえずプロのお話を聞きに行くことにしました。 Kinderwunschklinik=不妊治療専門の病院 ドイツで不妊治療専門の病院のことを 「Kinderwunschklinik」 といいます。 長い😂 ドイツ語を訳すとこのとおり↓ 🇩🇪Kinder = 🇬🇧Children 🇩🇪Wunsch = 🇬🇧wish, desire 🇩🇪Klinik = 🇬🇧clinic  「子どもを望むクリニック」 ❤️素敵ですよね。 それに引き換え日本語の 「不妊治療」・・・ 間違いではない・・・。 でもこの漢字といい、もうちょいポジティブなネーミングなかったのかなぁ…  抱っこ紐。フットワークが軽くて私は好きでした。 カウンセリング 初めて病院を訪問した時はコロナの感染者が増えていた時期で、原則として検査や治療が必要な当事者(通常女性)だけが通院を許され

🇳🇱海外で高齢妊娠・出産した私のお話🇩🇪出産後のカラダ

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ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️ ) 少し前に私の40代での妊娠・出産について書きました。 宜しければ コチラ をご覧ください。 随分とさらっと書いたので、なんの問題もなかったように思われたり、高齢での妊娠出産は簡単という印象を受けられないかなぁと思いまして、今回は私の身体に起きた出産後の変化についてお話しします。 順調な妊娠・出産の後に… 妊娠中、私は赤ちゃんの成長をずーっと心配していました。 妊婦の誰もがそうだと思いますが、私の場合特に自分の年齢のせいで何か問題が起きていないか不安だったんです。 でも、診察のたびに産婦人科のドクターから 🧑🏼‍⚕️「赤ちゃん元気よ!大学の教科書に書かれてあったとおりの育ち方をしてるよ!」 と太鼓判を押されるほど順調でした。 (私の過度の体重増加はありましたが・・・) 出産も、それなりに想定外の事態は起きましたが、母子共に元気に退院できました。 息子ボクちゃんに黄疸が出て暫く入院しましたが、これは珍しいことではないですよね。 ボクちゃんが新生児の時の記録を見返すと、彼は当時からよく寝る人だったので、いわゆる背中スィッチ問題は皆無。暗くなるとパタッと寝て、2時か3時ごろ授乳のために一度起きましたが、その後は朝まで寝てくれていました。 従って私も睡眠不足は全くナシ! でも、そのとき私は今までと違う身体の異変を感じていたんです・・・。 下腹部にコブがある 右脚の付け根あたりが出っ張り、手で押すと元に戻る。そしてまたスグに出る。 お腹の筋肉の間から腸が飛び出る 「そけいヘルニア」 でした。 痛くはないのですが、違和感がハンパなくて気持ち悪いのなんの。 ネットで調べてみると、こんな恐ろしいコトが書かれていました。 “腹腔外に出た腸が捩れて戻れなくなった場合、壊死を起こして生命に危険となる。” ——-Wikipediaより 😱😱😱😱😱😱😱ヒーっ! 慌てて産婦人科医に相談すると、 🧑🏼‍⚕️「これは外科医の領域だから、ホームドクターに診てもらって紹介状を貰って!」 とのこと。 ※ドイツでは日本のように外科に直接行くことはないんです。まずホームドクター(かかりつけ医)に診てもらってから、外科医などの専門医へ紹介状を書いてもらわなくてはいけません。 早速ホ

🇳🇱海外で高齢妊娠・出産した私のお話🇩🇪後編

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ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️ ) 私の高齢妊娠の経験をサラッと書くつもりが、いつの間にやらトリオロジーになっていました🙈 お付き合いいただきありがとうございます。笑 妊娠発覚した前編は コチラ です 。 妊娠中のちょっとイイ話、中編は コチラ です。 産婦人科クリニックで診察 後編の今回は、産婦人科での診察や病院での出産などについて書こうと思います。 先ずはコチラ👇をご覧下さい。デデン! ドイツの産婦人科医から手渡される ムッターパス(Mutterpass ) 日本でゆうところの母子手帳です。 この手帳に受診のたびに漏れなく検査項目が記載されていきます。 ドイツでは、妊娠中は産婦人科医と ヘバメ(Hebamee ) と呼ばれる助産師に定期的に診てもらい、出産は施設の整った病院でするのが一般的です。 なので、産婦人科医と助産師が書き込んだ手帳(というか、もはやカルテ)を病院のドクターが確認して出産に挑むのです。 左ページ下の方のピンク色の枠内に❌が付いてます。いわゆ マル高 です。 「一般的」と書きましたが、出産の方法は他にも色々あって、本人の希望に沿って自由に選択できます。 例えばマタニティヨガで出会ったママの1人は、自宅にプールを作ってお湯を張り、精神統一して痛みをコントロールして和らげ、専門の助産師と共に出産する計画をしていました。 🧏🏻‍♀️「後ほどこのママの出産がどうなったか書きますね。」 私は一般的な方法で出産しました。 そうそう! ドイツの産婦人科で驚いた事を1つ。 私の身体の変化で特記すべきことは体重増加です。 妊娠前に比べて15キロ😱も増えました。 妊娠前は52〜53キロだったのが、68キロまで増えたんですよ! なのにドクターは体重増加について全く何も言わないので、私が毎回 「こんなに増えて大丈夫でしょうか、私と赤ちゃん!?」 って聞いていたほど。 日本で出産した複数のお友達から、体重増加についてかなり厳しいお医者様がいると聞いていたので、ドイツでの違いに驚きました。 出産する病院を選ぶ 私のお腹がかなり大きくなった頃、産婦人科医から、 🧑🏼‍⚕️「ぼちぼち出産する病院を決めてね。」 と言われました。 🧏🏻‍♀️「え!先生が赤ちゃんを取り上げてくださるんじゃ

🇳🇱海外で高齢妊娠・出産した私のお話🇩🇪中編

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ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️ ) 前回 に引き続き、私の高齢妊娠の思ひ出にお付き合いくださいませ❤️ 妊婦とベイビーに超絶優しい国🇩🇪ドイツ お腹の大きな妊娠や赤ちゃんに対して周りの人達が配慮したり手助けするのは世界中どこでも同じだと思います。 が、ドイツ人のそれはレベル違いでした!(私個人の体験による🧏🏻‍♀️) お腹が目立ってきてから、日常的に周りの皆さんの優しさをヒシヒシと実感していましたが、特に忘れられないエピソードをシェアさせて下さい。 ごろ寝でTVを見られなくなってきた頃の写真です。w ボクちゃん(息子)を妊娠していた2018年は異常気象で、4月くらいからすでに真夏並みの暑さでした。 ある日、ドイツ語学校から帰ると郵便受けにDHLの不在票が入ってました。 ドイツでは宅配便の再配達はありません!Google mapで荷物の引き取り場所を探すと徒歩11分。 早速向かいました。 荷物は大きな段ボール箱1つで10kg。 いつもならなんとかなる重さだけど、妊娠8カ月の身には想像以上にしんどかった💦 平日の昼過ぎの住宅地は、タクシーどころか人もいなくて、少しずつ休みながら持って帰る作戦をとりました。 でもこの日も真夏日。暑い、キツイ!! 息が切れて途中で本当に進めなくなってしまいました。 そこに自転車に乗った夫婦が来て、 👩‍🦳👨🏼「家はどこ?自転車で運んであげるよ。」 と手を差し伸べてくれました。 当時私は超古ーい建物の2階 (日本でいう3階)に住んでいて、エレベーターがありませんでした。 ナント!ご主人が部屋まで荷物を運んでくれるとのこと!! 今回だけじゃなく、日頃からハンブルクのいろんな人に助けられていることを一気に思い出して、涙がボロボロ溢れて、私は奥様の方に抱きついて大泣きしちゃいました。 奥様はギューっと私を抱きしめて、優しく 👩‍🦳「大丈夫よー、重かったのねー」 と宥めてくれました。 (重かったから泣いた訳じゃないんだけど…笑) 荷物を運んでいただいて、 ベランダに出ると、近所の公園へ向かうご夫妻が見えました。 🧏🏻‍♀️「Danke schöooooon!!」 と手を振って叫びました。(本気で叫んだ 笑) ご夫婦は手を振ったり、投げキッスして返事して

🇳🇱海外で高齢妊娠・出産した私のお話🇩🇪前編

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  ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。 (初めましての方へ。自己紹介は コチラ です 🧏🏻‍♀️ ) 先日は母の日でした。 息子のボクちゃんが、日本語補習校で母の日のカードを作ってきてくれました。 ボクちゃんはまだ字が書けないので、先生が書いてくださりました。 カードのポケットには別のカードが入っていて、 肩たたき10回券 でした! 回数も強さも増し増しの殴打😂 ありがたくいただきました。 上の丸いものは私の顔だそうです。 ボクちゃんのお陰で、私はママになれました。 今回は私自身の 高齢妊娠 の経験について書こうと思います。 40歳で妊娠発覚 in オランダ 私が息子の父親と知り合ったとき、すでに30代後半でした。 比較的短い交際期間を経て、40歳のときに彼の仕事で滞在していたオランダの ハーグ(Den Haag ) で結婚しました。 結婚前に私たちは式の話しをしながら、並行して子どもについて話し合い、お互い若くないので半年自然妊娠しなかったら、すぐに不妊治療の専門家に相談しようと決めました。 そして、私は彼には言わなかったけれど、すっごく色んなことを考えていました。 もし子どもを授からなかったら、誰も責めちゃいけない。私は自分の意思で自由に生きてきたんだ。 もっと若い頃から真剣に将来設計できたのに、無計画に生きてたのは私。 パートナーとして素敵な人はいたのに、友人の忠告も聞かずにダメンズと付き合って時間を無駄にしたのは私。(←コレな!痛恨のミス!) 色々考えたのは、やっぱり年齢的に妊娠できるか不安だったからだと思います。 早速、結婚式の少し前のサイクルで排卵検査薬の結果に従ってトライしました。 で、結婚式のときには既に妊娠していました。 コレ☝🏻(1発)で🤰🏻コレですわ。w 妊活されている方から、特別何かしたのか聞かれるんですが、特に何もしていないんです。 というか、スグ出来ちゃったので、何をする間も無かったです。 ただ、何もしてないけれど、忙しい東京の生活から美しいヨーロッパに来て、さらに無職になった開放感は精神面にプラスのインパクトがあったかと思います。 当時訪れたオランダのライデン(Leiden)にて。 妊娠が発覚した頃には息子の父親のドイツでのお仕事が決まっていたので、結婚式やらそれに関わる書類仕事、荷造り、お引越