ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
ハンブルクからベルリンへの転居が決定した我が家の引越しの道のりを記録しています。
今回は4回目です!想定の範囲内ですが、長期戦になってます🔥
どうか飽きずにお付き合い下さいませ~❤️
これまでの投稿はコチラです🧏🏻♀️
進捗状況
前回まではなかなか条件の合う物件が見つからず、申し込てみに至ることがありませんでしたが、この1ヶ月間で気になる物件をピックアップしベルリンへ内見に出向いたり、実際に申し込みをしました。
先に結論を言いますと、アパートはまだ決まってませんが、現状どんな感じか一部シェアしますね。
物件①
年末に申込し、年明けに「残念でした」の連絡あり。100件以上の申し込みが殺到し、オーナーの意向によりシングルマザーのご家庭に決定したそうです。
物件②
内見日が2日設定してあり、内見希望者はいずれかの日に物件に行く。内見の予約は不要。街の中心部から近いのに、共有の美しい庭付きの閑静な雰囲気。他の住人も感じが良いのも◎。
問題点は内見者が非常に多い(=競争率が高い)点と、入居決定の際に今の住人からキッチンを購入しなくてはいけないこと。→とりあえず申込🤞🏻
🧏🏻♀️「キッチンについては後ほど詳しく書きますね。」
物件③
息子の父親の希望物件。内見はHausmeister (アパートの管理人)に連絡して予約。とにかく大きい。(2階建て+地下にKeller(物置)+屋根裏部屋。さらにプライベートの庭付)周りは静かで自然が多い。
問題点はベルリン市の限りなく外れに位置するため、街の中心部までバスで1時間以上かかること。生活に車必須。→私が反対して申し込みせず。
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このほかにも数件申し込みしていますが、物件①のように別の申込者に決定してしまったり、そもそも返事すら来ないんですわ!!💢
でも、まぁ、100件以上の申込のすべてに回答するのは大変な作業かもしれませんね・・・
DIYの国、ドイツ
物件②でキッチンを購入しなくてはいけないと書きました。
ドイツで物件を検索すると、キッチンが付いていないアパートをチラホラ目にします。実際に物件を見てみると「キッチン」には何にもなく、ただ水道管が壁からニョキっと出ていているだけなんです。
では入居者はどうするか?
自前のシンク、オーブン、電気コンロなどを取り付けたり、新しく購入して取り付けたり、あるいは業者に依頼したり、入居後に自分たちで取り付けなくてはいけないのです!
ドイツはDIYがとても盛んです。
例えば、私のお友達の旦那さんは中古アパートの内装リフォーム工事を全て一人でやってしまいました。トイレやバスタブなんかの水回りも全部ですよ!
🧏🏻♀️「たくましい❤」
物件②の今の住人は、高価で立派なキッチンを設置するリフォームをされたばかり。でもキッチンを引越し先に持って行くことができないのだそう。次の入居者に購入して欲しいそうですが、かなり強気のお値段を設定されています💦
ベルリンには、アパート難のため、藁にも縋る我が家のような世帯がごまんといますから、強気にもなれますよね…
もし私たちがこのアパートに入居できることになったら、引越し自体にお金がかかるうえ、キッチンの購入費も加算されるのでちょ~っと大変です・・・💦
激安物件・WBS
ちょっと気になる話を聞いてしまいました。
ドイツで最も有名なアパート探しプラットフォームImmobilien Scout24 を見ていると、たまに好立地で破格の値段のアパートを見かけます。
ワクワクしながら詳細を見ると、決まって「WBS必須」という文字が付いています。
WBSは「Wohnberechtigungsschein」の略です。
これらの物件は一般的に収入が低い人たちが安く住めるための住宅なので、我が家のように、息子の父親のような普通の仕事をして普通の収入がある世帯だと申し込みすらできません。
年金生活のお年寄りや、体の不自由な方、などなど何かしら働けない理由がある方や、低収入者をサポートするためのドイツの寛大なシステムなのですが・・・
学生や職業訓練中の低収入の人たちが申し込み獲得したこのWBS物件に、就職して立派な収入がある今でも住み続けている実態がザラにあるというじゃないですか!
しかも同じ低家賃のままでですよ!
自治体によるでしょうが、ハンブルク市は入居審査のときに収入額を調べて、それっきり放置・ノータッチなんだそうです。
実際、お友達の同僚は大学在学中にWBS物件をゲットして、その数年後就職し、パートナーも一緒に住み始めて世帯収入はかなりあるのに、格安の家賃のまま住み続けているそうです。
住宅難や家賃の高騰の問題に、まさに直面している我が家にとっては、モヤモヤすることを耳にしてしまいました。
🧏🏻♀️「なんだか、フェアじゃないぜー!!」
弁護士相談
そして、最後に!
この1ケ月の出来事のハイライトは弁護士相談をしたことです。
前回、我が家は賃貸居住者組合(Mieterverein zu Hamburg)に入会したと書きました。
早速息子の父親が組合の弁護士にアポイントをとって、相談に行ってきました。
というのも、年末に今住んでいるアパートのHausmeister(アパートの管理人)に自宅に来てもらい、室内の壁のカビや空調の状況を見てもらったのですが、Hausmeisterは遠回しで(一部ストレートに)これらの問題の原因は、私たちの住み方にあるようなことを言われたのです・・・
今後ベルリンのアパートが見つかった暁には、このアパートを退去するわけですが、その際、
- アパートをどの程度キレイにしなくてはいけないのか?(入居時にすでに汚かった部分もアリ。)
- 自然に生活して発生した汚れや破損など、どこまで私たちが責任を取らなくてはいけないのか?
- 外国人(🇨🇭🇯🇵)である我々の知らないドイツの一般的な退去時のルールや義務について。
等々、気になる点がたくさんありました。
相談に乗ってくださった弁護士は、なんと我が家の近くにお住まいで、我が家の外観や状況をすぐに理解しました。
そして息子の父親が提示した問題点に、的確にアドバイスや回答をしてくださいました。
🧏🏻♀️「心強い~!!」
相談した内容のごく一部をご紹介しますね。
Q、私たちが入居したときからボロくてカビだらけのシャワーブースについて。
- シャワーブースの構造上カビが発生する。また、カビを完全に取るのは不可能。どうすれば?
- そもそもシャワーブースがかなり古い。退去時に新しいものに取り替えなくてはいけないのか?
- このシャワーブースの設置位置が原因で壁とブースの間にカビが発生する。
A、弁護士の回答
- このようなシャワーブースはそもそも5~6年毎に家主が取り替えなくてはいけない。したがって、耐用年数を過ぎた我が家のシャワーブースを我々が取り替える義務はない。
- シャワーブースの取付位置は写真を撮っておくこと。万が一、壁のカビ清掃費用を請求された場合に証拠として提示できるよう準備しておくべし。
とのこと。
そして、あまりにも高額な原状回復費用を吹っかけてくる家主に対しては、毅然とした態度で、後ろに弁護士がいる風を臭わせると、ほとんどの家主がトラブルを嫌って態度を変えるそうです。
※上記の弁護士の回答は、我が家の問題への一般的な見解です。物件や契約内容によって異なるかもしれません。
ああ、いつ見つかるのかな、アパート・・・(遠い目・・・)
翌月のアップデートまでには、ベルリンのアパートが決まっていますように~😂
それでは、今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki
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