ドイツの日常🇩🇪 Police Historical Collection

ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)


先日、息子ボクちゃんの通う幼稚園の先生方の研修のため、久しぶりにボクちゃんと平日を一緒に過ごすことになりました。

平日にしか行けない、ボクちゃんも楽しめる場所ってどこだろ?


Polizeihistorische Sammlung

そこで我々🧏🏻‍♀️👦🏻がやって来たのはPolizeihistorische Sammlung(🇬🇧Police Historical Collection)です。
その名の通り、警察官の歴史や過去に使用されていたガジェットが集められ展示されています。

ちなみにこの方👦🏻は警察官が大好きです。大いに楽しんでもらいましょー!

場所はTempelhofの昔の空港の近くです。


こちらのドアを開けて中に入ると左手に受付があります。

受付の方に「Polizeihistorische Sammlungを見に来た」と言うと、身分証明書の提示を求められました。

するとコチラ👇🏻のバッジと紙を渡されました。

※バッジと紙は帰る時に返却します。


この日が平日で私たち以外の来訪者がいなかったからでしょうか?英語を話せる職員がご丁寧に入口の前まで案内して下さいました。

最初に目に入ったのはコチラ👇🏻ベルリンで最初に設置された信号機のモデルです。
ちなみに、今でもPotsdamer Platz にこの信号機は立っていますよ!

1924年 Potsdamer Platz ですって。

当時の警官が使っていた「止まれ🛑」のサインです。

さて、ここで私はある事を思い出しました。
🧏🏻‍♀️「あ!まだ入館料を払ってない!」

そこで、入口の左手にある部屋に「ハロー!」と言いながらノコノコ入っていきました。


年配の男性が奥から出てこられました。
私がカタコトのドイツ語で支払いは何処でするのか尋ねると、部屋の入口の赤い箱を指差して
👨🏼‍🦳「この中に入れて下さいね。」


まあ!目の前にあったのに素通りしていたとは!

👨🏼‍🦳「あなた、ドイツ語がわかりますか?」
🧏🏻‍♀️「イヤ〜、勉強中なんです。」
👨🏼‍🦳「何か展示品のことでわからないことがあれば僕に聞いて下さいね。」
🧏🏻‍♀️「どうもありがとうございます。」

とても親切にご対応いただきました。
赤い箱に3(2ユーロは私の分、1ユーロは無料で入れるボクちゃんがコインを入れたがったため)を入れていよいよ展示室へ向かいました。


👮🏻昔の道具

のっけから斬首刑に使用された刀です。

1910年頃から容疑者の顔を撮影するのに用いられたカメラです。

昔の手錠です。

昔のユニフォームはボタンが沢山付いていてオシャレ❤️ 
🧏🏻‍♀️👦🏻「復刻すれば良いのにねー!」


こちらのバッジには街の旗の絵が描かれています。
ボクちゃんは1番右の上から2番目のハンブルクをすぐに見つけましたよ!



👮🏻強盗事件

展示品は全て興味深いものばかりでしたが、私が特に面白いとおもったのは、過去にベルリンで発生した強盗事件についての展示でした。

🚨Sass 兄弟
こちらは映画にもなった強盗犯の兄弟についての展示です。


ちなみに、映画のタイトルは『Sass』だそうで、この兄弟の苗字です。

1920年頃に自動車修理工として働きながら、次々と盗みを繰り返していたそうです。

もちろん、逮捕されました。


🚨Zehlendorf 事件

もう一件は1995年に起きた事件です。この時間はまだそんなに昔じゃないので新聞記事を含めて資料が沢山ありました。

犯人グループはとあるガレージを借り、そこからトンネルを掘り始めました。20メートルほど掘ったところで下水管に到達。
そして下水管を100メートルほど下り、下水管から50メートルのトンネルを掘りました。目的地は銀行の地下室です。

壮大な計画ですよね!


事件当日、犯人のうち2人が地下トンネルから銀行の地下室の壁を打ち破って潜入。
その一方で残りの犯人4人は銀行の入口から押し入り、居合わせた銀行員と客の16人を人質に取りました。

まもなく銀行は警察官に取り囲まれ、犯人たちは高額の身代金とヘリコプターを要求し交渉が始まりました。

トンネルの模型です。

交渉は長期戦になりました。落しどころをみつけることができず、ついに警察官が銀行内に突入することになりました。

突入した警察官は当惑しました。
・・・なんと、犯人グループの姿が消えていたからです!

お察しのとおり地下トンネルを通ってすでに逃亡していたのです。

でもその後犯人グループのほとんどが逮捕されました。
これらの他の事件や、事件解決のために使用された鑑識の道具なども展示されていました。


ナチス〜戦争〜冷戦

ナチスドイツ時代の警察官の制服です。

「いかにも~」なヤツですね。

※この辺りの展示品の中には子供には見せたくない写真もあるので注意が必要です。


コチラ👇🏻は何層にも建てられたベルリンの壁の模型です。

ベルリンの壁について宜しければコチラ👇もご覧ください。

ベルリンが東西に分かれていた当時の、上からアメリカ、イギリス、フランス、西ドイツの品々です。

戦後何十年も経ちますが、ベルリンではまれに対戦時の不発弾が見つかり住民が避難することがあるそうです。
🧏🏻‍♀️「ハンブルクでも同じお話を聞きました!」



こちらの資料館は説明が全てドイツ語だったので、ドイツ語の苦手な私はiPhoneで翻訳しながらの見学でしたがとても面白かったです。

ドイツ語のわかる人と一緒(あるいはドイツ語がわかる方)なら、より興味深い展示物だったはずです!



●住所

Platz d. Luftbrücke 6, 12101 Berlin

U-Bahn 6番線の Platz der Luftbrücke 駅から徒歩5分

※月曜日〜水曜日の9:00〜15:00 のみ開館


それでは、今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました。

素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki


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