2024年10月16日水曜日

ドイツの日常🇩🇪ベルリンのヤバいエリア

 


ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️

先日息子ボクちゃんの小学校が早く終わってから、2人でベルリンのあるエリアを訪れたのですが・・・

そのエリアが、まあーヤバい感じでした。

私は去年の夏にベルリンに引越して来ましたが、今まで私の住んでいるエリアが一番ヤバいと思ってました。

なぜなら、我が家のアパートの真ん前では平日の朝からお酒を飲んでいる集団がいるし、

近所にはいかがわしいオトナ向けの飲み屋もあるし、

ギャンブルのお店が点在しているし、

移民も多いエリアです。


でもこの日訪れたエリアは私が今まで散々目にしてきたベルリンの汚さのさらに上をいく汚さで、私は身の危険を感じながら、身体全体からアラーム音が出るような緊張のまま地下鉄の駅まで歩きました。

歩きながら息子の手を握る自分の手に力が入り過ぎていたのに気づかないほど私はビビッてました。


世界のヤバいエリア

これまでも先進国のいわゆるヤバいエリアにはいくつか踏み入ったことはありました。

🇫🇷冬に訪れたパリでは危いと有名な北駅に行ってしまうアクシデントがあり「iPhoneをバッグからださないように!」と注意されたし、

その時のお話はコチラ👇です。

パリ🇫🇷モンマルトルとパリの危険地帯🚨


🇦🇺シドニーに住んでいた時は繁華街キングスクロスへ友達大勢で飲みに行ったものの、帰りにお友達と2人きりで迷子になってしまい、どんどん怪しいエリアに入り込んでしまったこともありました。


🇺🇸更に遡ると、シアトル郊外に語学留学をしていた時にもカナリ危険なエリアに行ったことがあります。

🧏🏻‍♀️「このブログを母が読んだら卒倒しちゃうかもしれません。笑」



それでも、今回私が見たベルリンの光景はもっと特別で複雑でダークな感じだったのです・・・



ベルリンのヤバいエリア

私がこの日訪れたベルリンのヤバい場所とは「Hermannplatz」です。

U7(地下鉄7番線)が乗り入れていて、U7といえばもうひとつ危ないエリアとして有名な「Neukölln」もあります。

私はドイツ語コースを「Neukölln」にあるドイツ語学校で受講していました。平日の午前中にしばらくの間通いましたが、「Hermannplatz」ほど異様な感じはありませんでした。

🧏🏻‍♀️「たしかに汚いけどな。」

ドイツ語コースについてはコチラ👇をご覧ください❤

母ちゃん🧏🏻‍♀️ドイツ語学校に行くの巻🇩🇪



この数日後、ボクちゃんがお友達とプレイデートをしたときにドイツ人ママとこの「Hermannplatz」エリアについて話したのですが、彼女は昔この辺りに住んでいたと言うではありませんか!

いかんせん家賃が激安だったので、当時の彼女には選択の余地がなかったそう。

👩🏻‍🦰「ビックリしたでしょー。わかるわ。でもね、前は今よりさらに酷かったのよ。」

🧏🏻‍♀️「え!アレより酷かったの!?」

👩🏻‍🦰「警察による取り締まりの結果、これでも以前よりマシになったの。前は通りを歩くと血の池があったりして・・・」

🧏🏻‍♀️「ヒーっ!😱」

👩🏻‍🦰「『Hermannplatz』のほかにも『Kottbusser Tor』って場所も行くときは気を引き締めて行かなきゃダメよ。」

🧏🏻‍♀️「ありがとう。気を付けます💦」


何がそんなにも異様なのか?(ここからは私の主観も含みますが、)

ホームレスが多いとか街や通りが汚いのはベルリンはどこも同じですが、特筆すべきは人の様子です。

おそらくドラッグかお酒かの影響で生気が抜けてしまった表情でさまよっている人や、

逆にアグレッシブに意味不明なことを叫びまくる人がたくさんいました。

そして最近合法化されたマリファナの臭いが漂ってきて・・・


説明が難しいな、言葉足らずですいません💦

例えば「ここはスリが多いエリアだよ」と言われれば、私は荷物をちゃんと抱えて気を付けるし、

「ここはチカンが多いエリアだよ」と言われれば露出を控えるとか、防犯対策ができることってありますよね。

でも、正気じゃない人が何をするか?なんて予想もできないので、対策ができないじゃありませんか。とにかく私はボクちゃんの手を握って、一刻も早くその場から去ることに努めました。



犯罪発生率は日本の14倍

ドイツは観光地も多くヨーロッパの中では人気の国です。

でも2022年にドイツ国内の犯罪発生件数は約563万件でした。

この数字だけではわかりにくいけど、人口10万人当たりの犯罪発生率を日本と比較すると約14倍!!!にもなります。

ドイツ国内全体の数字ですから、ベルリンのような大都市だともっと高くなると思います。


先述のドイツ人ママからたくさんお話を聞いたのですが、ドイツ人が口々に言うように犯罪率の上昇と移民の増加はたしかに繋がっています。

まだ私が生まれる前の話になりますが、内戦下だったレバノンからのレバノン人や、トルコから逃れてきたクルド人をドイツが難民として受け入れました。その人たちの一部がマフィアやギャングを組織してしまったのです。

🧏🏻‍♀️「今年の一時帰国でクルド人の一部の人たちは日本でも問題を起こしていると知りました。」

さらにロシアや他の東ヨーロッパの犯罪組織も増えました。


近年ではアフガニスタン、ウクライナ、アフリカ諸国からの移民・難民も増えています。

移民だけが治安悪化の原因ではなく、ドイツの犯罪者組織やドラッグ中毒者も集まっています。

そしてベルリンの警察は万年人不足と言われているし、そこに輪をかけるようにマリフアナの合法化です・・・

🧏🏻‍♀️「私個人の意見ですが、やっぱりマリフアナの合法化は間違いだったと思います。あの独特の臭いは公共の場所で嗅ぎたくないです。トローンとした半笑いの表情でフラフラ歩いている人を子供に見せたくありません。せめて家の中だけとかに限定して欲しいです。」



ヤバい、けどトレンディ

「Hermannplatz」について「汚い」とか「ヤバい」とか散々書きましたが、家賃が安いことや比較的街の中心であることもあり、危ないエリアではあるもののオシャレなお店の出店が相次いでいる側面もあります。

そもそもこの日なぜ私たちが「Hermannplatz」に来たかと言いますと、美味しいフレンチ・ベーカリー・カフェに行くためでした。



お店の名前は「Boutique de la Maison」といいます。



他にもオシャレなお店をチラホラ見ましたよ。


ベルリンは深刻なアパート難なので「どんなエリアでもいいから、とにかく住める場所をゲットしたい!」という方は、一度現地に行って通りの雰囲気を確認することを強くおススメします。

通りによってはオシャレなお店の周りかもしれませんし、

ハズレの通りだと滅入っちゃう光景を日々目にすることになりますから・・・



それでは、今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki

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