ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
🌸
3月吉日、息子のボクちゃんが補習校幼稚園の年少クラスを修了(?)しました🌸🌸🌸
現在4歳のボクちゃんは、3歳になったときからハンブルクの補習校幼稚園に通っています。
(※補習校によっては3歳になったあとの4月からしか入園できないところもあるようです。)
週に1回約3時間だけですが、ボクちゃんは我が家と同じようにドイツで暮らす子供たちと共に、日本語、日本のお歌、日本の祝日や行事を楽しく学んでいます。
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今回は、私がわかり得る範囲でハンブルクにある日本語補習校幼稚園の様子を書いてまいります。
春。桜の木です。 |
1日の流れ
①登園と準備
朝、教室に入って靴を履き替えます。冬場はジャケットなどの防寒具を脱ぎます。
その後手を洗って他の子達と遊んだりお喋りしたり、開始時間までワイワイ。
親同士もワイワイ。
②朝のご挨拶
開始時間になりました。
先生が席に着くように声をかけると、皆イスに座ります。
イスは先生に向かって扇状に並べられています。この時点で机は使いません。
着席すると、皆んなでピアノの周りへ移動して、朝のお歌を歌います。
👇🏻コチラの歌を元気よく歌います♫
歌った後また席に戻ると、出欠確認です。
先生から名前を呼ばれたら元気に「ハイ!」と答えます。
ここで、父兄は教室から出ていきます。
🧏🏻♀️「私が教室から出て行くとき、ボクちゃんは、毎回、もう二度と会えない最後の別れのようなハグとキスをしてくれます。笑」
③お勉強
ここからお勉強の時間です。
はじめに今日のお天気について話したあと、絵カードをめくって、日本語で何というかクイズのように順番で答えます。
そのあとは、黒板に貼られた「五十音表」をリズミカルに読んでいきます。
そして皆で大きな机の周りに椅子を持って移動して、先生が毎回印刷してくれるプリントで平仮名を書く練習をします。毎回一文字習っています。
その他「数が多いのはどっち?」「もののかたち」「塗り絵」などなど、毎回違う課題が用意してあります。
🧏🏻♀️「ボクちゃんの通っているドイツの現地幼稚園でも週に一度アートの先生や英語の先生が来られてレッスンをするんですが(※)、子供がやりたくなければ参加しなくてもいいんです。『全員揃って』『同じこと』を『机に向かって』させる日本とは大きく違うなあと思います。」
(※幼稚園によって異なると思います。)
④紙芝居
先ずはじめに、先生が「誰か紙芝居の準備をするのを手伝ってくれるかな~?」と聞くと、決まって全員が挙手します。☝🏻
子供たちの中から2人がお手伝い係に選ばれて、紙芝居の枠組みを運んできて準備します。
🧏🏻♀️「この挙手のときに、キッズは皆人差し指を立てるんですが☝🏻、これって日本では🤚こうですよね〜。ちょっとした文化の違いを感じる場面です。」
そして先生がキレイな声で「お話の国〜🎵」と歌って、お部屋の電気を暗くすると、子供たちは静かになってお話が始まるのを待ちます。
🧏🏻♀️「猛獣使い(先生)が猛獣たち(キッズ)を手懐けた感があってスゴイです。笑」
⑤トイレ〜お弁当タイム
皆んなで一列にならんでトイレに行きます。
トイレから教室に戻って来たら、皆んなでお弁当を食べます。
キッズが食べている間、先生は絵本を読んでくれます。
🧏🏻♀️「至れり尽くせりでしょーっ‼️ただ、絵本が面白すぎて、聞くのに集中して、あまりお弁当を食べていないことが多々あります。笑」
お弁当はいつもこんな感じです。(もっと雑な時も…。)バタバタした日はパン屋さんで買ったサンドイッチでもオッケー👌 |
⑥工作
私個人的に1番の楽しみです。🧏🏻♀️季節や祝日に関する工作をします。
(サクラ、かき氷、こどもの日、クリスマス、ひな祭り、おでん、母の日などなど)
すこし難度の高い工作の場合は、先生が下準備をしてきてくださり、毎回本当に素晴らしい作品を作って帰ってきます。❤
秋。校庭の落ち葉を使って🍁 |
冬。雪が積もったハンブルクの街並みです。 |
毎回このとおりではなく、臨機応変にお天気が良い日には校庭で遊んだり、体育館で運動することもあるし、歌をたくさん歌うこともあります。
担任はどんな人?
コロナの影響で補習校幼稚園の生徒数が減ったため、今は年少クラスと年中クラスががっちゃんこしています。
そんな年少・年中クラスの担任の先生はとってもチャーミングな女性です。
ボクちゃんの言葉を借りると、「ピアノを上手に弾けて、歌もすごく上手なお姉さん」 ですが、先生はもともと声楽を勉強しにドイツに来られた方なので、お歌のプロです✨✨
そしてとっても明るいキャラクターで、子供たちからも大人気です。
生徒は3~4歳児なのでなかなか言う事を聞いてくれないことも多々あるのですが、いつも明るくニコニコ、かつグイグイ授業を進められています。
最近は教室内でマスクを着用することもなくなったので、子供たちは先生の笑顔をちゃんと見ることができるようになりました。
🧏🏻♀️「コレって些細な事のようでとても大事だと思いました。」
主担任の先生の他に、もう一人優しいアシスタントの先生がいらっしゃいます。
さすがに年少・年中クラスということで、小さな子供が工作などに時間がかかって遅れそうになると手伝ったりサポートしてくださっています。また、授業中にトイレに行きたくなった子は、アシスタントの先生に言って一緒にトイレに連れて行ってもらったりしています。
ありがたいですね〜🙏🏻
補習校のお友達
去年の補習校の運動会でとても印象的だったのが、中学生・高校生の生徒たちがすごく仲が良さそうなことでした。
なんか、青春ドラマみたいな感じで!✨✨
補習校の運動会の様子はコチラ👇🏻です
以前、ドイツでお子さんを育てられた素敵な日本人の女性と補習校について話したことがあります。彼女のお子さんはすでに成人されていますが、高校まで補習校を続けられたとあって、色々質問させていただいたんです。
彼女のお子さんと補習校のお友達は、それぞれ別の道に進んだ今でも大親友なんですって❤️
学年が上がるにつれて現地校のお勉強が大変になり、補習校との両立が難しくなっても、お友達がいたから続けたいって頑張られたそうですよ。
幼い頃からの、一生の友達ってステキだなぁ❤️
🌸🌸🌸
残念ながら、我が家はハンブルクからベルリンへの引越しが決まっており、ハンブルクの補習校を近々退学せざるを得ません。
ベルリンへ引っ越してからも、ハンブルクでできたボクちゃんのお友達の何人かとは連絡を途絶えさせず、定期的に会う機会を作ろうと思っています。
ベルリンの補習校については、少しリサーチしたんですが、実際に学校を見学して先生とお話したり雰囲気を見て通わせるか決めるつもりです。
🧏🏻♀️「ハンブルクの補習校幼稚園があまりにも素晴らしくて、ハードル(期待値)上がってます。笑」
もともと補習校はボクちゃんが「もう行きたくない」と言いだしたら、無理して通わせるつもりはありませんでしたが、ベルリンでもボクちゃんが楽しく補習校に通えると良いなぁ、と内心チョット期待しています。
※ハンブルク補習校幼稚園の情報は、2023年3月時点のものです。
先日、もうすぐ春だというのに、ボクちゃんが二月の節分に補習校幼稚園で作った鬼のお面を取り出してきました。👹
日本語レベルはすでにパパよりも上のボクちゃんが、パパにお面を見せながら、節分のウンチクを語り始めました。
ちなみに2人の会話はスイスドイツ語です。🇨🇭
👦🏻「これは日本の『オニ』っていうんだよ。」
👤(息子の父親)「オニ?それでどうするの?」
👦🏻「オニにこう言わなきゃいけない。『オニは〜外!』オニに外に出てって言ってるの。わかる?」
そして2人で「オニは〜外!」連呼。
やかましい・・・
皆さんがハンブルクの街でスイスドイツ語を話す父子を見かけたら、我が家のスイス人かもしれませんよ。🇨🇭
勇気のある方は、「ボクちゃんとパパ?」って話しかけてみてください。😂
それでは、今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki
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