ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
ドイツではすでにお店にイースターのタマゴやウサギの形をしたチョコレートが並ぶようになりました。🐇
私はイースターの時期になると、昔ワーキングホリデーで行ったオーストラリアや、一年半住んだニュージーランドでイースターの時期にいただいた Hot cross buns が無性に恋しくなります。
コレ↓です。
写真は BBC good food より。 |
🧏🏻♀️「アア〜、美味しかったなぁ。っていうか、楽しかったなぁ、ワーホリ❤️」
なんて思い出に浸っていたら、オークランド🇳🇿で起きた、私の人生の危機ワースト5に入る事件を思い出してしまいました。🚨
かれこれ10年以上前の話を今さらするのもなんですが、色々と学ぶことがあったので書きます。
🚨事件発生
ニュージーランドのオークランドに到着して間もない頃、私はとあるレストランのキッチンハンドとして働いていました。
お店は夜しか営業しないので、お昼過ぎ頃に当日の下準備のため出勤〜夜閉店までお仕事、というスケジュールの毎日を送っていました。
お店の2階がオーナーシェフの自宅なので、わからないことがあればすぐに聞きに行くし、お店に1人きりになることはありませんでした。
・・・事件の起きた、あの日までは・・・。
その日、オーナーが急用で出かけ、私が1人でお店で働いていました。しばらくして、オーナーがお店に戻って来られたので、私は少し休憩しようと携帯をチェックしにいつもバックを置いてある場所に行きました。
あれ?バッグがない・・・
🧏🏻♀️「ボス!ここに置いてた私のバッグ知らない?」
🧔🏻♂️「知らないよ。ほんとにココに置いた?」
🧏🏻♀️「間違いない。絶対ココに置いた。」
🧔🏻♂️「本当かぁ〜?僕がユキの携帯に電話してみよう。きっとその辺りから着信音がするさ。」
・・・呼び出し中・・・
🧔🏻♂️「!! ハロー? ・・・ オマエは誰だ!」
🧏🏻♀️「エ!?誰か応答してるの!?」
🧔🏻♂️「うん、男の声だ。 オイ!すぐにバッグを返せ!僕は彼女のボーイフレンドだ!」
🧏🏻♀️(違うだろ…。)
🧔🏻♂️「オイ!何とか言え!
・・・ 電話を切られちゃったよ。とにかく、バッグの中に携帯以外何が入ってた?盗難届を出さなくちゃ!」
レストランの裏のドアに鍵が掛かっていなかったので、オーナーが出掛けてから戻るまでの短い間に、何者かが侵入して私のバッグを盗んだに違いありません。
🚨被害状況
早速バッグの中に入っていた貴重品を思い出しながら、レストランの電話やインターネットを借りて関係各所に連絡し始めました。
①銀行キャッシュカード
キャッシュカードを使われないように、銀行に電話したところ、
👱🏻♀️「お客様…、残念ながら口座のお金のほとんどを引き出されています。なるべく早く窓口に来て下さい。」
ガーン!😱
翌日、銀行の窓口に行って諸々の手続きをしました。優しい日本人の女性行員が対応して下さったのですが、銀行側が最も知りたいことは「誕生日などのわかりやすい暗証番号にしていなかったか?」
私は恥ずかしかったけど、白状しました。
🧏🏻♀️「子供の頃、祖母に銀行口座を開設してもらったんです。当時大好きだったダウンタウンの松ちゃんにちなんで『人志→ヒトシ→1104』に暗証番号を設定しました。それ以来、暗証番号はどれも『1104』なんです。」
銀行の方に爆笑されましたが、わかりやすい暗証番号じゃなかったことは証明できました。
(※『1104』は現在は使用していませんよ。笑)
②日本のクレジットカード
海外から繋がる電話番号を探すのに手こずって、泣きそうになったのを覚えています。
👩🏻「お客様・・・、残念ながらカードの限度額いっぱい使用されてます。」
ハァ、、、またしても。_| ̄|○
私にはもうお金がない。カード満額が借金になるのか?
と、血の気が引きましたが、後日保険でカバーされると連絡をいただきました。ホッ
③携帯電話
携帯はプリペイドにしていたので支払いの心配はありませんでしたが、まだ買って間もない新品の携帯電話を失ったのは辛かったです。
④部屋の鍵
この被害が一番深刻でした・・・💀
私はオークランドのBK Hostelというホステルに住んでいました。今はどうかわかりませんが、当時は殆どの宿泊客が週ごとにレント(家賃)を払って長期滞在していたんです。🧏🏻♀️私も。
な、ナント!!
犯人は私の鍵を使ってホステルの中に入り、私の部屋の中のモノほとんどを持ち去っていました!😱
レストランからホステルに帰って、荒らされた部屋の惨状を目の当たりにして、埴輪みたいな顔して立ちすくみました。
もうね〜、全部盗まれてました!
友達から借りて(まだ見てなかった💢)DVD、カメラ、電化製品、靴、などなど・・・
なんと、部屋に置いてあったバナナまで!!🍌
🙈
不幸中の幸いは、パスポートが残っていたことです。
拾う神、続々❤️
事件の話は友達から友達へ、瞬く間に広がりました。そして、皆んなが手を差し伸べてくれたんです。
❤️まず携帯電話は、あるKiwiの友人がもう使わない古い携帯電話を譲ってくれました。そして、この彼は事件当日に荒れ果てた部屋で寝るのは怖すぎるだろうと、自分が住んでいたシェアハウスの一部屋に私を泊めてくれました。
❤️部屋から盗まれたDVDの持ち主のお友達は、👨🏿🦲「もう何回も見た映画だったから気にしないで!」と、弁償せずに済みました。
❤️同じホステルに住んでいた香港人の女の子は、彼女が働いていたカフェからパンや食べ物を持って来て私にくれました。私は文字通りの一文無しだったので、ホンット助かりました〜
🧏🏻♀️「彼女とはそれ以来の親友で、日本や香港で再会しています❤️」
❤️事件の翌日、警察署に被害届を出しに行こうとしたら、同じホステルに滞在していたウェールズ人のお友達が一緒について来てくれると言ってくれました。
👱🏻♂️「僕はウェールズでガードマンをしてたから警察の手続をよく知ってるんだ。沢山の書類に記入しなきゃいけないし、難しい単語もあるから手伝うよ。」
実際に来てもらって助かったし、心強かったです。
❤️そしてホステルのオーナー。韓国人の超美人マダムなんですが、神✨です。
盗難のあった翌週のレントを免除してくださいました。そして「泥棒の入った部屋なんて怖くてイヤでしょう?」と部屋を替えてくださったんです。
これだけじゃありません。事件のせいで更なるご迷惑をお掛けしました。建物の鍵の変更や、警察から監視カメラの映像の提出依頼があった際も、マダムが自腹で警備会社に支払って対応して下さいました。
ツイてないけど、周りの人の運は最強。
とはいえ、異国の地で一文無しになった私。🧏🏻♀️
犯人は私の暗証番号も住んでいる場所も把握している・・・!😱
怖い!!
事件のその後の展開は、次回 🇳🇿海外盗難トラブル🚨中編 につづきます。
それでは、今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki
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