2022年4月5日火曜日

子供と一緒❤️スイスの歩き方🇨🇭ヴァレー州⑤

ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️


スイス、ヴァレー州を旅した記録の最終回です。

今回は ツェルマット(Zermatt)について書きます。

💁🏻‍♀️ヴァレー州の旅・過去の回はコチラ👇

スイスのヴァレー州の旅①はコチラです。

スイスのヴァレー州の旅②はコチラです。

スイスのヴァレー州の旅③はコチラです。

スイスのヴァレー州の旅④はコチラです。


ツェルマット(Zermatt)

言わずと知れた高級リゾートです。
この村では環境保護のため電気自動車と馬車しか走れません。
とはいえ、数キロ離れた駅に巨大な立体駐車場があって、ソコまでは車で来られるんですけどね…。
ころっとした、ブサカワ電気自動車です。


マクドナルドも落ち着いた佇まいです。

ツェルマットのドキュメンタリー番組によると、ツェルマットには京都のような景観条例があって、ド派手な外観はNGなのです。
なので大富豪の所有するシャレー(山小屋)も一見地味で古民家風。でも、建物の地下にはプールやパーティールームがあるんだそうですよ!

山が近い!と感じます。



ステキな街歩きの様子はリールでご覧ください👇

 


ペーター・タウクヴァルダー

(Peter Taugwalder)

テクテク歩いていると、ある建物を見つけました。

古い建物の壁にこんなサインが。


現在は薬局として使われているこちらの建物は、ペーター・タウクヴァルダー父子が住んでいた家でした。

私はこの人の名前すら知らなかったのですが(山登りをされる方はご存知かもしれません)ツェルマット出身の有名な登山ガイドで、マッターホルン初登頂のガイドもされた方なのだそう!!

ただし、この初登頂はペーターさん父子にとって喜ばしいことではありませんでした。
下山の途中で、グループのうち4人が落下して死亡するという事故が起きたのです。

生還したペーターさん父子とイギリス人エドワード・ウィンパー(Edward Whymper)は裁判にかけられます。裁判では無罪になりますが、命綱ともいえるロープが切れてい所が、ペーターさんと落下した4人の間であったため、多くの人々が「自分が生き残るために、ペーターがロープを切断した」「ペーターに4人の死の責任がある」と彼を責めました。

登山ガイドとして仕事ができなくなっただけでなく、ツェルマットで生活することすら難しくなったペーターさんは、その後しばらくの間アメリカで生活することを余儀なくされました。

マッターホルンの初登頂は1865年で、真相を知る人はもういません。英語を話せなかったペーターさん父子は十分に世論に反論できず、つらい思いをされた事でしょう。

ツェルマットの教会の隣に「マッターホルン・ミュージアム」があり、この事故についての展示もあります。入場料は10スイスフラン(スイストラベルパスの提示で無理に!)
※2022年4月現在の情報です。

一方で、静かな農村だったツェルマットの村は、この初登頂で有名になり、登山ブームが起こります。今ではスキー場や登山口として賑わうことになったのです。


👦🏻ツェルマットで腕時計が欲しい。

見事に高級リゾートとして発展を遂げたツェルマット。
通りには有名な高級スイス腕時計メーカーも軒を連ねます✨✨

ウィンドーショッピングなら私にもできますよ🧏🏻‍♀️

ルンルン❤️

ところがボクちゃんが、ゴネ始めたんです…
👦🏻「ボクも腕時計が欲しい。コレ。欲しい。」
😱😱😱😱😱
・・・
そこで、私はボクちゃんをとある有名なスイス腕時計メーカーのお店へ連れて行きました。

SWATCH!🇨🇭そう、スウォッチです!
👦🏻「ボクに似合う腕時計はありますか?」

スウォッチが子供向け腕時計ライン「flik flak」を始めたと以前どこかで読んだのを思い出したんです。

腕時計を選ぶ男の顔は真剣そのもの。

この神店員さんが、ボクちゃんに実に良くしてくださいました!💛
たくさんの腕時計の中から好きなデザインを選ばせて、ボクちゃんの小さな腕に付けてくれたあと、全身鏡でチェック。


たくさん種類があって、私には選びきれなかった!
こちらは大人向け腕時計。アーティストシリーズ。


ゴリゴリのスイス🇨🇭デザインの腕時計もあります!
カウベルが付いてる〜!😂

支払いはちゃっかりパパに任せて、神店員さんから時計入りの紙袋を受け取ると、少し大きくなったボクちゃんは自信満々でお店を出て行きました。

もちろん、神店員さんは出口までお見送りして下さいました😂


このヴァレー州の旅で、私は自然をとっても近く感じました。
自然の大きさや強さと同時に、儚さも感じました。
自然のために、私たちは出来ることからやる、という姿勢でいては手遅れになるのかなぁと。
多くの人々がここを訪れて、同じように感じてくれたらと思います。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki

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