ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
私は現在47歳のドイツ在住日本人です。ドイツ語は初級レベルB1です。
とくに手に職があるわけでも、何かずば抜けた才能があるわけでもありません。
高齢出産だったので、この歳にしてやっと自分の時間が増えて「働いて自立したい!」と思い立ったものの、この国🇩🇪で自分に一体何ができるのかわからずに迷走しています。
リモートワーク保留
前回はリモートワークのお仕事探しについて書きました。
そのお話しはコチラ⬇️
フジ子さんの他にもリモートワークについて複数のエージェントとやり取りしていましたが、状況は私にとって難しいものでした。
例えば、渡欧する直前まで東京でお世話になっていた派遣会社に問い合わせたところ、
🧑🏻💼『弊社では海外在住の方へのお仕事の紹介はしていないんです。この先帰国されることがあったらまた宜しくお願いします。』
また別のエージェントからは、
👨🏻💼『即戦力になれないとクライアントに紹介できません。6年もブランクがある方には・・・』
と厳しいお返事をちょうだいしましたが、納得です。
私は日本の企業でお仕事を積極的に探すことを一旦諦めることにしました。
他に何の経験が?
では、私のこれまで働いた経験の中で、事務職以外に何をしたことがあるか?と考えました。
しかも長く続けられる好きな仕事じゃなきゃいけません。
💡
そこで思い出したのが、遠い昔にニュージーランドでカフェ店員をしたことでした。
ニュージーランドのカフェは日本の飲食店と違ってお客様と店員は平等なので、毎日友達と会っているような心地よさがありましたし、接客やレジを使う貴重な経験をさせていただきました。
私はカフェが大好き。コーヒーも大好き。
ただ、好きなだけでお仕事はもらえません。私にはバリスタの経験があまりありません。非常に忙しいカフェだったので、たまに客足の途絶えた時間にコーヒーマシーンを使ってカフェラテを作る練習をさせてもらっていましたが、バリバリ沢山のオーダーを回せるほどの腕前ではありませんでした。
コーヒーマシーンも10年以上触っていませんし。
一度バリスタコースを受講して、コーヒーについて、そしてコーヒーマシーンの使い方を学ぶ必要があると思いました。
🧏🏻♀️「ドイツで引き篭もっている私にとって、お仕事に申し込む自信も付くと思いました。」
バリスタコース
- コーヒー豆の産地や特徴、買うときの選び方
- コーヒーチェリーからコーヒー豆になる工程
- エスプレッソの味やフレーバー
- エスプレッソマシーンとグラインダーの仕組み
- コーヒー抽出について
- ミルクのフロスティングと注ぎ方
- コーヒーマシーンのお手入れ方法
受講したのは私を含めて4人でした。
皆積極的に質問をして講師は丁寧に答えてくれました。2時間のコースでしたが大幅に延長して終了しました。
味以外に大切なこと☕️
皆さんは「コピ・ルアク」というものすごく高価なコーヒーをご存知ですか?
ジャコウネコが食べたコーヒーチェリーが体の中で発酵し、排泄物の中からその豆を採取して作られるコーヒーです。希少価値が高いためお値段も高いんです。
私は飲んだことがありませんが、講師がとってもコーヒー豆について詳しいので、どんな味だったか質問してみました。
👱🏻♂️「コピ・ルアクは全然美味しくないし、作る工程は動物虐待だから絶対に買わないで!」
とのこと。
元々はジャングルの中で偶然コーヒー豆を食べたジャコウネコの排泄物を採取して売られていたのですが、コーヒーが高く売れるため、今ではジャコウネコは狭い檻に閉じ込めた状態で飼われ、無理矢理コーヒー豆を食べさせられているそうです。
私は気になって帰宅してからインターネットで調べてみましたが、実に残酷!私がこのコーヒーを味わうことは一生ありません!🙅🏻♀️
そして、コーヒーの産出国のほとんどが途上国です。コーヒートレーダーの中にはコーヒーの価格を抑えるために生産者に適正な賃金を支払わない輩も多いそうです。
私はこれから「フェアトレード」のコーヒー豆を選ぶと決めました。
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私がコースの中で学んだことの中で驚いたことをもう1つだけシェアしますね。
🧏🏻♀️「ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが・・・」
コーヒー豆を買うとパッケージに豆を焙煎した日が記載していますよね。私はずっと焙煎した直後の豆がフレッシュで美味しいだろうと思っていました。でも実際には焙煎したばかりの豆にはガスが沢山含まれるので数日~1週間ほど経過したガスの抜けたコーヒー豆を使用した方が美味しくいただけるのだそうです。
そしてコーヒー豆を挽いたらなるべく早めに、できれば1週間以内に使用しましょう。
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