ハロー！ドイツ・ベルリン在住のユキです。
（初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️）
街中でキス💋
5歳の息子ボクちゃんと街を歩いていると、前を歩くカップルがチュッ💋とキスをしました。
ボクちゃんが嬉しそうに、
👦🏻「うわー！ユキ、今の見た？あの Jinge（若い男の人）が女の子にkiss kiss ってしたよ！」
🧏🏻♀️「ホントだねー。」
ドイツではカップルが普通に街中でキスしたり抱き合っているのをよく目にします。若い方も、お年を召した方も。
・・・私と息子の父親は手すら繋ぎませんが。
夫婦喧嘩を覚えてる？
カフェに入り、私はコーヒーを飲みながらパンを食べるボクちゃんに聞いてみました。
🧏🏻♀️「ボクちゃん？パパとママは仲が良くないなぁって思う？」
👦🏻「うん。」
・・・即答でした。
🧏🏻♀️「どんな時にそう思うの？」
👦🏻「パパがウォーっ！って言って、ユキもウォーっ！って言うとき。」
🧏🏻♀️「ケンカをしてるとき？」
👦🏻「うん。そしてユキが泣いてかわいそうだったの。ボクはパパに『もうやめて！ストップ！』って言ったよ。」
息子が話している喧嘩をすぐに思い出しました。
まだハンブルクにいた頃、息子は3歳か4歳でした。
喧嘩の原因が何だったのか思い出せませんが、途中から息子の父親からの猛攻（口）撃で、私は大泣きしていました。
🧏🏻♀️「ああ、あったねー。パパはそれでもやめなかったよね。」
👦🏻「うん。だからボクがパパをプッシュしたけど、パパが大きくて動かなかったの。ガハハ！」
ボクちゃんは笑いながら話しました。
この時の喧嘩はぶっちゃけカナリひどくて、小さなボクちゃんが必死で父親を私から遠ざけようと押していたのを私もよく覚えています。
ああ、この子はこんなに鮮明に覚えているんだ。
ダメだなぁ、子供の前で激しい喧嘩をしちゃ・・・
🧏🏻♀️「ボクちゃん、イヤな思いをさせてごめんね。最近はケンカしてないよね。」
喧嘩をするもなにも、そもそも最近は会話をしないのです。
🧏🏻♀️「これからはあんなケンカはしないね。約束する。」
👦🏻「ケンカしてもいいよ。ボク今は5歳だからもっと強くパパをプッシュできる。プッシュしてもパパが動かなかったら、後ろから引っ張ってママから離すことができるから！」
私は申し訳なくて、情けなくて、泣いてしまいました。
子供のプレッシャー
先日シングルマザーのお友達と話していた時に、こんなことを言われました。
👱🏼「私がまだ娘の父親と同居していた時、娘はまだ２歳だった。食事のときとか３人で揃うと娘はものすごくご機嫌でずっとたくさんお喋りをしてた。でも私と２人きりになると、些細な事で癇癪を起してたの。そのギャップがすごくて、心配でね。知り合いの子供専門の心理カウンセラーに相談したのよ。」
この話が私にはすごく興味深かったんです。
なぜなら、我が家でもボクちゃんは３人でいるとすごく陽気なのに、父親と２人になると頻繁に怒ったり泣き叫んだりするからです。
👱🏼「カウンセラーによると、どんなに幼い子供でも親の不仲は感じるらしいの。だから、その場の雰囲気をなんとかして和ませるために、子供は自らピエロ役になるんだそう。たった２歳の幼児に私たちはそんなことをさせているんだ！ってショックだったし、私には『ああ、もう別れよう』って Wake up call だったわ。」
ボクちゃんも家族３人でいるときに、たとえ本人は意識していなくても両親のピリピリした雰囲気を和ませるためにおどけているのでしょうか。
そして、その反動で不機嫌になっているのかしら・・・
自由に、強く育って
カフェでまだまったりしていた私たちですが、ボクちゃんが私に寄りかかってきました。
ボクちゃんの長い髪の毛が柔らかくて、気持ち良くて、私は髪の毛を自分の指に絡ませたりして触っていました。
ボクちゃんは少し前から髪の毛を伸ばしています。
髪の毛が伸びたらどんな感じだろう？
ボクはどう見えるかな？
だんだん毛先のカールが強くなってきて、良い感じになってきました。
小学校に入るまでの私とボクちゃんの「一大プロジェクト」です。
でも保守的な息子の父親は「みっともないから早く切れ！」と言います。
家の中で伸びた髪の毛を結んだり留めたりしていると「男なんだからやめろ！」と言うんです。
🧏🏻♀️👦🏻せっかく楽しんでるのにー。
カフェでボクちゃんに言いました。
🧏🏻♀️「ボクちゃん、自由に生きてね。例えば髪の毛を伸ばしたかったらママみたいにうんと長くしてもいいんだよ。男の子だから短い髪なんてルールはないからね。ドレスも着たいなら着ていいんだから。」
ボクちゃんは私の膝にゴローんと頭を乗せて黙って聞いていました。
🧏🏻♀️「そしてお勉強がんばって、どこでも自立して生きて行けるようになってね。将来ママみたいに困らないように・・・」
👦🏻「ユキぃー。」
👦🏻「ボクまだ5歳だからわからない。もうちょっと大きくなったらまた話してくれる？」
そうですよね。思わず1人で白熱してしまいました。
🧏🏻♀️「わかった。大事なことだから、またいつか同じ話をするね。」
それでは今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki
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