ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
このブログを始めた頃に、どこに行ってもよく聞かれる質問について書きました。
今だに初めてお会いする方には必ずと言っていいほど聞かれます。
🧔🏼♂️「ユキはボクちゃんと何語で話すの?ボクちゃんは何か国語わかるの?」
子供の成長って驚くほど早いですね!
私個人の記録も兼ねて、現在4歳半のボクちゃんの言葉について書こうと思います。
🇨🇭ドイツ語🇩🇪
赤ちゃん期〜幼児期をがっつりコロナ禍で過ごしたボクちゃん。
特に家族の諸事情により、スイスに滞在した期間が長かったので、スイスドイツ語が彼の言語の中で1番強く感じます。
ドイツでは父親とは家の中でも外でもスイスドイツ語で話しています。👦🏻👤
ただ最近スイスの方から、ボクちゃんのイントネーションが変わってきており、ドイツで育ってるのがわかると言われました。
現地語の影響は大きいですね。
●Hochdeutsch(標準ドイツ語)
“High German”や”Standard German “と言われる、いわゆる標準ドイツ語です。
3歳以上の子供向け幼稚園(Elementar)に入って、大きな子供たちと一緒に過ごすようになってから、とにかく語彙が爆発的に増えました!
🧏🏻♀️「悪い言葉も漏れなく覚えてきますよー🌀」
以前はドイツにいてもスイスドイツ語を話してしまい、周りの人が「???」となることが度々ありましたが、今はほとんど完璧にドイツ語を切り替えて使っています。🇩🇪🇨🇭
たまにスイスドイツ語でしか使わない表現をドイツで使ったり(逆に標準ドイツ語の表現をスイスで使ったり)しますが、これは大人でもよくあることらしいです。
ドンマイ!
🧏🏻♀️「例えが難しいんですが、付加疑問文への肯定回答をドイツでは「Doch.」と言うところを、たまにスイスドイツ語の「Mol.」と言うとか。」
🇯🇵日本語🇯🇵
以前は私が日本語で話しかけて、ボクちゃんはドイツ語で返事する、というのがデフォルトでした。
それが、夏に3年ぶりの一時帰国をして以降、今でも私とは日本語でお話してくれてます❤️
宜しければコチラ👇ご覧くださいませ。
●ドイツ語の影響
ドイツ語を直訳して面白い日本語になることがあります。
例えば「スポーツをする」を🇩🇪spielenというんですが、spielenにはもうひとつ「遊ぶ」の意味もあるんです。
🧏🏻♀️「英語の”play”もそうですよね!」
だから、サッカーチームに入りたい彼は、
👦🏻「ボクも早くfootball を遊びたいのー。」
と言います。
あと、ドイツ語の「Kommen・Gehen」が日本語の「来る・行く」と逆になることがあるのでよく間違えています。
🧏🏻♀️「英語の”Come・Go”と同じだと思います。」
あと一点。付加疑問文の答えに混乱することが多々あります。
英語もそうですが、ドイツ語は付加疑問文への肯定・否定の答えは日本語のそれと逆なんです。
🧏🏻♀️「もういらないの?」
👦🏻「うん。」
➡🇯🇵「うん、いらない。」🇬🇧🇩🇪「うん、まだいる。」
🧏🏻♀️「エ??いるの?いらないの?ドッチなん!」
ってなります。笑
●英語の影響
ドイツ語ほど影響を受けていませんが、ボクちゃんの話す言葉には、度々英単語が出てきます。
私と息子の父親が英語で話すことと、幼い頃から「Peppa Pig」や「Thomas and friends」などの英語のアニメを見せている影響だと思います。
👦🏻「ボクはお熱があるから、歩いたらwobbly(フラフラする)なの。」
👦🏻「ママはgrown up(オトナ)で、ボクはまだオットンゴットン。」
(⚠️「オットンゴットン」ですが、息子は「男の子」と言おうとしています😂)
👦🏻「Postman(郵便配達員)がMr. Hansenにparcel(荷物) を持ってきたよ。」
子供が日本語で話しているときに英単語を使うのを禁じるご家庭もあるようですが、私はあえて指摘したり訂正したりしないようにしています。
🧏🏻♀️「まだ4歳ですよー。日本の会社で勤務するわけじゃないし、まだまだ自由に楽しくお喋りさせたいので。」
私が個人的に面白くて大好きなのが、年配の男性によく「Mr.」を付けて呼ぶことです。「Peppa Pig」の影響だと思います。
先日は緑色の超人ハルクにまで「Mr.」を付けてよんでいました。
👦🏻「ママはMr. Hulkのこと知ってる?Mr. HulkはSpider-Man より大きいよ!」
英単語はよく使いますが、英語を文章で話すことはほとんどありません。
でも英語耳は鍛えられているらしく、英語の歌の歌詞を聞いたまま口ずさんだりしています。
アニメの影響力って侮れませんね!
●とにかく日本語は難しい
私はブログを書きながら、言い回し方や単語の意味を調べることが多々あります。
だって、日本語ネイティブの私でさえ、日本語は難しいから!
ボクちゃんも勿論苦戦してます💦
「~してあげる」「~してくれる」「~してもらう」に混乱中。
👦🏻「ママ、ボクにappleをあげて。」
👦🏻「ボクがママの荷物を持ってくれるよ。」
日本語の数え方も難しいですよね。
人を数える「ひとり、ふたり」の代わりに「ひとつ、ふたつ」と言ったりします。
ボクちゃんが間違ったとき、私は指摘したり訂正する代わりに、同じ文章を正しく繰り返して言うようにしています。自然と耳から学んでくれることを期待して・・・
👦🏻「ボクがママの荷物を持ってくれるよ。」
🧏🏻♀️「ママの荷物を持ってあげるってこと?嬉しいな~!」
👦🏻「見て、人がふたつ座ってる。」
🧏🏻♀️「本当だね。人がふたり座っているね。」
私が今わかる唯一のことは、日本語以外のどの言語も(もしかしたら日本語さえも)息子は私よりも上手に話せる、または話せるようになる、ということです。
ドイツの小学校では英語教育も始まるし、第二外国語を選択できる学校もあるみたいです。
私は話せる言語が増えると、世界が広がると思っているので、ボクちゃんのことながらすでにワクワクします❤
日本語一本で育った私にとって、色んな語学に触れられる彼の育つ環境はただただ羨ましいです!
マルチリンガルは多重人格?
そういえば、少し話題から逸れますが、複数の言語を話す人たちって、話している言語によって違う人格になることがありませんか?
例えば、日本にいる私のお友達は仕事で英語を使っているのですが、クレーム対応時に日本語だとひたすら謝ってしまうけど、英語のときは立ち向かって戦う(ほぼ喧嘩レベル)らしいのです。
🧏🏻♀️「ちなみにこのお友達は、人格が変わっている自覚があって「英語を話すと強くなれる!」と言っていました。」
ほかにも日本語だとコミカルなキャラの人なのに、フランス語を話すときはクールなキャラになる人とか。
身近なところだと、息子の父親も英語を話す時はやや真面目な印象ですが、ドイツ語を話す時はカジュアルな感じになります。
ボクちゃんにおいては、今のところ日本語もドイツ語も同じ「甘えん坊キャラ」のままですがw、この先少しずつ変化するかもしれません。
コレ、面白いので、ぜひ皆さんの周りのバイリンガル・マルチリンガルの様子を観察してみてください。
それでは、今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki
🧏🏻♀️宜しければこのブログをお友達にもご紹介ください❤️
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