ハロー!ドイツ・ハンブルク在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
これまでスイスのいろんな所を旅行して、子供と一緒に行って良かった場所を書いてきましたが、今回は『子供と一緒シリーズ』初めての in 日本🇯🇵です!
🧏🏻♀️「勝手にシリーズ化してます!」
気持ち長めなんですけど、最後までお付き合い頂けると幸いです。
別府♨️
一時帰国中、私とボクちゃん(息子)そして、私の母の三世代で別府に二泊三日の旅行をしてきました。
大分はかなり前に湯布院へ行ったことはあったんですが、別府は初めてでした。
旅の計画を立てながら別府について少し調べたんですが、実家のある福岡からこんなに近いのに初めて知ることばかり!
勉強になりました。
例えば、別府市の温泉データによると、別府温泉は日本一の湧出量!毎分8万3000リットル以上!
源泉数が2200カ所以上もあるんですって!
確かにホテルの近くの脇道も、至る所からモクモクと蒸気があがってた!☁️☁️☁️
湧出量の大きさはなんと世界で2番目です。
ただ、ここは野生のアニマルズがいたり間欠泉が噴出していたりと、人間様の入る温泉というには若干ワイルドすぎる印象です。(笑)
(気になりますよね😂リンクを貼ったのでクリックして見てみて下さい。)
旅の始まり・1日目
何度もこのブログの中で「一時帰国中は暑かった!」って書いてるんですが、私たちが別府を訪れた時期は特に酷暑で、テレビのニュースでも繰り返しアラートを発信していたときでした。そんな中温泉地へ向かう我々。笑
3歳のボクちゃんと、来年70歳になる母、そして体力・スタミナゼロの私の3人旅なので、とにかく健康と安全第一で行ってまいりました。
●福岡→別府 移動
このチケットは
- 福岡⇔別府の往復高速バス乗車券
- 別府市内⇔サファリの往復路線バス
- アフリカンサファリ入場券
- アフリカンサファリのジャングルバス乗車券
がセットになったものです。すべて別々に購入するよりお得です。
(※2022年7月時点で1人¥9,000でした。)
(※※別府行きの高速バスの予約は別途必要です。)
私も母も地元でしか運転しないので、高速道路とか運転する自信がなくて高速バスで行くことにしたんですが、福岡~大分の高速道路はとっても広くてきれいで、景色も美しくて💛
あんなに快適な高速道路なら自分で運転できたかもしれません。
●ホテルチェックイン
「鉄輪」と書いて「カンナワ」と読みます。
🧏🏻♀️「予約時点では『テツワ』と読んでいたのは私です。ハズカシ・・・」
ホテルのロケーションはJRの別府駅からかなり離れているんですが、昔ながらの温泉街の雰囲気を味わいたかったのと、徒歩でいくつか地獄めぐりできること、そして子供連れの宿泊者の口コミの良さでこちらのホテルを選びました。
建物は古いのものの清潔感があり、受付スタッフの皆さんは若くて親切で感じがよかったです。
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おにやまホテルの公式ホームページより |
実は、私の母はお肉を一切食べません。
お魚も生では食べられません。
その旨予約のときにお伝えしたら、母のために特別なメニューをご用意してくださっていました。🙏🏻そしてボクちゃん👦🏻には子供用のお食事も!🙏🏻
ホテルのすぐ近くにはバス停もあり、高速バス・アフリカンサファリ・JR別府駅へのアクセスもスムーズでした。
●地獄めぐり
最初に向かったのは「鬼山地獄」。別名「ワニ地獄」です。
その名の通り約80匹のワニが飼育されています。(ワニのお写真がなくて恐縮です。)
一番大きなワニは体長4メートルもあって怖かったです!
ボコボコいう湧き出るお湯を見たボクちゃんの迷言
👦🏻「このbaby volcano(火山の赤ちゃん)はパスタのお湯の匂いがする。」
地獄の様子を動画で撮影していると、
👦🏻「このお湯の中にもcrocodiles (ワニ)がいるの?」
って🤣(↓リールでご覧ください。)
次に向かったのは「白池地獄」です。
青白いお湯の池と日本庭園がきれいで、敷地内には熱帯魚館もありました。
●初めての露天風呂
ホテルに戻ってお食事のあとはボクちゃんの初めての温泉へ向かいました。
しかも露天風呂!♨️
おにやまホテルの建物の屋上には見晴らしの良い露天風呂があり、ボクちゃんはここのすべての温泉をハシゴして存分に楽しんでいました。
🧏🏻♀️「幸い他の宿泊客がいらっしゃらなくて貸し切り状態だったので、はしゃいでしまいました。私もw」
朝からお出掛け・2日目
●メインイベント「アフリカンサファリ」
ジャングルバスという動物の形をしたバスに乗って敷地内をおよそ1時間かけて周るんですが、こんなに広い敷地が日本にあるのか!と驚きました。
母とボクちゃんは動物たちに餌付けをして大興奮!
コチラ👇はジャングルバスに乗車の際に渡された動物の餌。
車内の様子。皆さんワクワク❤️
ツアーガイドさんの動物トリビアがすごく面白かったです。
例えば、ハイエナは女性上位社会で、群れのボスはメス。野生のハイエナが獲物を捕まえると、まずは女性陣が美味しいお肉を食べ、そのあとで男性陣が残り物を食べるんだそう。
ハイエナは顎が強くて動物の骨まで食べるので、オスのウンチは骨を多く含むため白いそうですよ。
また、このサファリパークでは肉食のチーターと草食のシマウマが一緒に暮らしています。
「シマウマ、食べられないの??」と心配になりますが、実際はチーターよりもシマウマの方が強いんですって!
そして、チーターは足が速いことで有名ですが(100メートルを4秒で走る!)あんまりスタミナがなくて、20秒しか走られません。
しかも20秒走った後は1時間休みが必要なのだそうです。
親近感湧きました(笑)
サファリパーク内は、ジャングルバスに乗らず自家用車で敷地内を回ることも可能です。
私の叔父叔母が以前やったんですが、カナリ怖かったそうです😂
ジャングルバス以外にも、ポニーや小動物と触れ合えたり、カンガルーの群れの中に入れたり。レストランやカフェもところどころにあったので、水分補給しながら1日楽しめました。
●もっと地獄めぐり
サファリからホテルに戻って夕食まで少し時間があったので、歩いて「かまど地獄」に向かいました。
ここには足湯があって、サファリで遊び倒した私たち3人が「アア〜…」っと寛いでいると、1人のおじいちゃんが話しかけてきました。
このおじいちゃん、温泉にメチャクチャ詳しくて、私も母も、
🧏🏻♀️🧓🏻「ツウな温泉客ねぇ。」
と思っていたんですが、なんとこの方、かまど地獄を経営されていた方でした!
とっても面白くて茶目っ気のある方で、地獄や温泉についてたくさん教えてくださいました。
足湯の前の売店で、かまど地獄名物の「温泉ピータン」を買ってみました。
おじいちゃんによると、これは普通の鶏の卵なんですが、ピータンに見た目が似てるからこう名付けたんだそう。作るのに丸一日要するそうです。
殻を剥くと温泉の香りがしました。
おじいちゃんに勧められたとおり、最初はお塩で、黄身が出てきたら柚子風味のお醤油を少し垂らしていただきました。
美味しかったです❤️
おじいちゃんがボクちゃんをとても可愛がってくださって、ご自慢の錦鯉を見せてくださいました。
売店から取ってきた温泉ピータンを細かく手で砕いて錦鯉にあげると、鯉たちがパクパク食いついてました!
サカナって卵を食べるんだ!
👨🏻🦳「オイ、おいちゃんの家で風呂入っていくか?」
👦🏻「ウン!」
おじいちゃん、コロナ前は本当に足湯で仲良くなったお客さんを自宅にご招待して、お風呂に入ってもらってたそう😂
👨🏻🦳「オイ、もうおいちゃんの家の子になるか?」
👦🏻「ウン!」
🧏🏻♀️「オイ!笑」
こうゆう旅先での出会いって良いですよね〜❤️
●ホテルにて、もう一つの露天風呂
宿泊したおにやまホテルには、他にもお風呂があるんです。
2日目の夜は地下にある別の広い露天風呂に入りました♨️
そして、私たちは利用しませんでしたが家族風呂もありましたよ♨️♨️♨️
最終日・3日目
●母の大好きな水族館
この暑い中、一緒に別府まで来てくれた母に感謝の気持ちを込めて、母の大好きな水族館を目的地の最後に訪れました。
2004年にリニューアルしたばかりとあって、建物も水槽も新しくて大きくてキレイです。
サンゴ礁や魚の群れをじーっと眺めるのが好きな母も、
セイウチや水槽に入ったヒトデなどの生き物を実際に手で触ることができたボクちゃんも、
大人から子どもまで楽しめる水族館でした。
昼食は水族館に併設されたカフェへ。ここからは別府湾を一望できます。
とても素晴らしい水族館なのですが、難点を言わせていただくと、別府中心地からバスがでているんですが本数がとても少なくて・・・。
私たちのように公共交通機関を利用して行かれる方は、行きも帰りもバスの時間をちゃんと確認しないとタイムロスが大きいので要注意です。
●別府→福岡 帰路
うみたまご(水族館)から別府北浜の高速バス乗り場を戻るとき、バス停でこんなホッコリするものを見つけました。
誰かが水族館で買ったお土産の入ったものをバス停に置き忘れたんでしょうね。
バス案内所まで持って行ってあげるなんて、
そしてこの手書きのメモをバス停に残して、なんて親切な方でしょう❤️
別府は観光地だからでしょうか、かまど地獄のおじいちゃんだけではなく、子供連れの若いママさんやお店のレジで偶然一緒になった女性などによく話しかけられました。
皆さんフレンドリーで最後まで楽しい旅でした💛
最後に
私の母は超インドア派だし、暑いのが苦手だし、動物は好きじゃないのに、今回の別府の旅に一緒に来てボクちゃんのお世話のフォローをしてくれました。
私が3年以上帰国できなかった間、母をはじめ日本にお住まいの皆さんも同じように遠出を自粛されたり、感染を恐れて自宅に引き込みがちだったんですよね。
母を久しぶりの旅行に連れ出すことができて嬉しかったです。
自宅に戻ってきて、母に旅の感想を聞いてみたところ、楽しかったけど思い残しが一つだけあるそう。
それはホテルでボクちゃんが来ていた浴衣を買い忘れたこと。
コレを実家でもボクちゃんに着せたかったらしいです。笑
来年また帰国できたら行きたい場所がすでにたくさんあるんです。
それまでに、もっと安全に旅ができる状況になっていればいいなと思います。
それでは、今回はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ
See you soon! Yuki
🧏🏻♀️宜しければこのブログをお友達にもご紹介ください❤️
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