ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。
(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻♀️)
日本人がドイツの電車に乗るときに戸惑うのは「改札はどこ?」ということだと思います。
なぜならドイツの駅には改札がないからです。
🧏🏻♀️「スイスも同じく改札がありません。」
券売機で買った切符をこの機械に挿入します。 |
この刻印がなければいけません。
あるいはスマホのアプリで切符を購入することもできます。
無賃乗車やり放題?
そのシステムだと皆んな切符を買わないんじゃない?と思いませんか?だって、電車に乗るのにノーチェックですよ。
でも、ほとんどの人はちゃんと切符を買ってから乗ります。
民度が高いから、と言いたいところですが、おそらく私服の警備員が抜き打ちで検査しているからだと思います。もし無賃乗車で捕まると60ユーロの罰金を支払わなければなりません。(※)
(※ブログを書いている時点でベルリン市内の罰金金額です。)
身分証明書を提示させられて記録(いわゆるブラックリスト)にも残るため、外国人の場合はビザの取得にも影響すると聞きました。
私は今までの人生で、日本でもドイツでも、一度も無銭乗車をしたことがありません。
なのに先日警備員に捕まってしまいました・・・🥲
8月30日昼間
息子のボクちゃんと一緒にU-Bahn(地下鉄)に乗っていました。
ある駅で電車が停車して、パラパラと乗客が乗り込みました。そしてドアが閉まって電車が動き出したときにそれまで乗客のフリをしていた女性2人組が大声で、
👩🏼🦱「チケットコントロールです!皆さん切符を見せて下さい!」
と言いました。
私はDB(ドイツ鉄道)のアプリ内に「Deutschland-Ticket 」という毎月49ユーロでドイツ国内乗り放題のチケットを定期購入しているので完全に余裕をかましていました。
女性警備員は車内の隅から順番に乗客の切符を確認して進んでいました。
そして、とうとう私のところへ来たのでアプリを見せようとしたところ・・・
え!え!
なんと、アプリがフリーズしてしまったのです!
🧏🏻♀️「こ、これは想定外!!」
何度もアプリを閉じて開いてもフリーズしたままでした。
👩🏼🦱「じゃ、次の駅で一緒に下車してください。」
連行されて次の駅で降ろされて、私は更にパニック状態になりました。
今思えば、一旦iPhoneの再起動をすれば良かったかもしれませんが、その時は思いつきませんでした。(←痛恨のミス!)
警備員に身分証明書の提示を求められ、携帯していた機械に私の情報を入力していました。
そしてチケットを渡されました。コチラ⬇️が実物です。
👩🏼🦱「1週間以内にBVG『www.bvg-ebe.de』(ベルリン市交通局)にアクセスしてチケットに記載された『EBE Nr.』を入力して手続きをして下さい。」
🧏🏻♀️「ハイ・・・」
トホホ💦💦
👩🏼🦱「あなたのアプリがフリーズしていたから切符を見られなかったことも記録しているから心配しないで。期限内に手続きすれば60ユーロは払わずに済むから。」
とはいえ、人生初めてのことで、屈辱というかその日はなんだか気分が重かったです。
8月31日夜
『www.bvg-ebe.de』にアクセスしてチケットの『EBE Nr.』を入力しましたが、私のデータがまだシステムに反映されていませんでした。
「反映されるのに24〜48時間かかるかもしれません」と表示されたのでもう1日待つことにしました。
9月1日夜
すでに48時間以上経過しましたが、まだ私の情報は反映されていません。
不安になってきたので、数時間おきにチェックするようにしました。
🧏🏻♀️「ドイツって、ハイテクが機能しない国だとつくづく思います。」
9月3日
9月13日
9月27日
ちなみに、7ユーロを支払った後、現時点で何の連絡もありません。BVG(ベルリン市交通局)のサイトで再び違反チケットに記された私の『EBE Nr.』を入力したところすでに私のデータはありませんでした。
皆さんもドイツで乗り物に乗る際はお気をつけて下さいね。
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