2024年4月14日日曜日

ドイツおススメ🇩🇪ベルリンの春🌸息子と遊覧船ツアー

ハロー!ドイツ・ベルリン在住のユキです。

(初めましての方へ。自己紹介はコチラです🧏🏻‍♀️)


ベルリンはイースターが終わった頃から突然暖かくなりました。つい先日までは街もまだ冬モードで暗くて、ダウンコート無しでは寒かったのに!

ここ数日でお花がたくさん咲いて、木々には新芽が出てきました❤️🥰

去年の7月にベルリンに引越してきた私にとって、ベルリンで迎える初めての春です🌸


シュプレー川(Spree)

ベルリンの街の真ん中を流れるシュプレー川は、延長約400キロメートル。
エルベ川水系なので、ずっと辿っていけば私が去年まで住んでいたハンブルクに行けます。
🧏🏻‍♀️「なんならそのままエルベ川を下って北海に出ちゃうことも可能!?」

シュプレー川は水の流れがとても緩やかなので、白鳥やカモなどの水鳥がくつろいで水面に浮かんでいます。

そして水辺にはすでに夏服で日焼けや読書を楽しむ人たちでいっぱいです。
冬の間は誰もいなかったのに、ベルリンってこんなに人がたくさんいたんですね!笑


遊覧船ツアー

そこで、この前の週末に息子のボクちゃんとシュプレー川の遊覧船ツアーに参加してきました。
👦🏻🧏🏻‍♀️
遊覧船ツアーを実施している会社はたくさんありますが、我々が今回申し込んだのはStern und Kreisschiffahrt GmbH 」という会社の「City tour from Friedrichstraße (C8)」コースです。

所要時間は約2時間。



まずは、地下鉄でフリードリヒシュトラーセ駅Friedrichstraße)にやってきました。

私たちの便の前の船が出発するところでした。

乗船場の目印はコチラ👇🏻の青い看板です。


Weidendammer Bridge

スタート地点に掛かる鉄製の重厚感ハンパない橋は、戦争中に破壊されずに残った数少ない橋のひとつです。

ワシとポーズ。

恋愛祈願で皆さん鍵を掛けられていますが、ベルリン市によって定期的に撤去されます。

いよいよ乗船時間になりました!
大勢の方々が既に列を作って搭乗するのを待っています。

朝は曇って肌寒かったのに、船に乗る頃には太陽が顔を出して眩しくなりました。
私はサングラスも帽子も家に置いてきてしまった💦

一方のボクちゃんは帽子もサングラスも準備万端でしたが、川に落としてしまうことを恐れて結局どちらも外していました。笑

船の上ではドイツ語のガイド音声が流れますが、ドイツ語の苦手な人🧏🏻‍♀️(私も)←のために、オーディオの無料貸出もありました。
日本語はないので、英語で・・・



川沿いの景色🍀

ツアーの始まりです。
いつも見慣れた景色なのに、川の方から見るとまた違っていいものですね〜❤️

ミュージアム島(Museuminsel)

ベルリン大聖堂(Berlin Dom)


Nikolaiviertel

この辺りは戦火を逃れた古い建物がまだ残っていてタイムスリップした感じです。

ベルリンの街の60パーセントが戦争中に破壊されたそうなので、戦前の建物が残っていることはホントに奇跡です✨

川沿いのレストランでは大勢の人がビールを飲んでいました。

ヨシ、私も飲んじゃう。笑
ラズベリー味のビールです。

ボートはベルリン中央駅の手前を右折して進んでいきます。


この中央駅については後ほど少しお話しますね。


ここから緑が一層増えました。

この辺りには世界的に有名な大病院シャリテ(Charité )やコロナ禍で毎日ニュースで聞いたロベルト・コッホ研究所(Robert Koch Institut)があります。



また少し進むと、廃墟のようなクレーンが見えました。

昔のヒート・ファクトリー(暖房設備)です。ここで石炭を燃やして熱を起こして近隣のアパートへその熱を送っていたそうです。

近代化が進んだ今では石炭を使っていません。

建物のクレーン部分は歴史的遺産として残されています。



ベルリンが東西に別れていた時代には、川が境界線の一部になっていました。なのでその頃はあえて橋が架けられず、壁が崩壊してから作られた比較的新しい橋が多いのが特徴です。


シャルロッテンブルク宮殿(Scharlottenburg Palace)

川からは何も見えませんね。笑

ドイツの国ができる前にあったプロセイン王国の宮殿です。
この宮殿は少し前に見学してきたので別途書きます!
絢爛豪華な建物で、ラデュレっぽいグリーンの大広間がとても印象的でした。
内部をチラ見せ❤ こんな感じです❤

広大な敷地では、かつてハンティングもできたそうです。



大統領官邸( Bellevue Palace )

こちらの川の方から見たのは初めてですが、壁の上にはセキュリティカメラがいくつも付いてます。


ドイツは大統領と首相がいる面白い国です。

ココに住んでいるお方は連邦大統領(Bundespräsident)。

現在はシュタインマイヤーさん(Steinmeier)です。

写真はドイツ連邦共和国大使館領事館ホームページより。


Haus der Kulturen der Welt

(House of  the cultures of the world )

主に近代芸術のエキシビジョンホールです。

私はまだ行ったことがありませんが、面白い形の建物ですね!


この建物の形からpregnant oyster (妊娠中のオイスター)というニックネームで呼ばれるんだそうですよ!

確かに貝っぽいっちゃー貝っぽい。w



Bundeskanzleramt 

Bellevue Palace がドイツの大統領官邸でしたが、コチラの建物は首相官邸です。



現首相のショルツさん(Scholz)です。

写真はドイツ連邦共和国大使館領事館ホームページより。


首相官邸のオープン・デーに行ってきました。宜しければコチラ👇🏻をご覧下さいませ。

ドイツの日常🇩🇪首相官邸に行くの巻



Berlin Hauptbahnhof

そして再びベルリン中央駅が見えてきました。


ベルリン中央駅は2006年に開業したばかり。ヨーロッパで最大級の駅です。

さすがドイツ首都の駅だけありスケールが大きくて、例えば駅の地下には大きなトンネルが3つ作られたそうです。

1️⃣列車のトンネル。ドイツ版新幹線ICEも地下プラットフォームから発車します。

2️⃣地下鉄のトンネル。よく利用するのですが、ちょっと場所が分かりにくいんですよね~

3️⃣車用のトンネルも駅の地下を通っているそうです。



FUTURIUM

この四角い建物は、その名の通り未来について考えるミュージアムです。

屋根はソーラーパネルでてきており、雨の水を集めて建物を冷やす機能もあります。


このミュージアムへはボクちゃんと行ってきました。とっても面白くて考えさせられる展示内容だったので別途書きたいと思っています。


連邦会議事堂(Reichstagsgebäude)

ドイツの国会議事堂です。


建物内への入場は無料ですが、かなり前からの事前予約が必要で、セキュリティーチェックもあります。
私はボクちゃんがもうちょっと大きくなってから行こうと思ってます。


こうして出発地点フリードリヒシュトラーセに戻ってきて、約2時間のボートツアーは終了です。


🍀


これから暖かくなるので、ビール片手にボートツアーなんていかがでしょうか?🍻

4月初めの時点で週末はかなり混んでいましたから、ネット上のお申込み予約はお早めにされることをおススメします。


それでは、今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございました。素敵な1日を❤️ ユキ

See you soon! Yuki


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